節分なんですが

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2016年02月03日 23:28


本日は、節分なんですが、
大学は仕事だったものですから、
どこにも行けませんでした。


京都では、あちこちで、
節分の行事が行われています。


人が多く集まるのは、
吉田神社と、壬生寺でしょうか。
京都の鬼門と裏鬼門に当たることもあり、
参拝する方が多く、
二カ所を結ぶ、臨時バスも走ります。

(昔の話ですみませんが、
2014年に吉田神社の記事があります。
2013年に壬生寺の記事があります。)

どちらも、屋台を見て歩くのも楽しいのですが、
吉田神社は、鬼やらい、
壬生寺は、壬生狂言、
を一度は御覧いただきたいと思います。

鬼やらいは、平安時代以来の、
現代の節分につながる厄除けの行事を伝えるもので、
壬生狂言は、中世にはじまる、
仏の教えを伝える演劇です。
どちらも日本の伝統文化を伝える行事です。

今年は、どちらも行けなかったので、
家で恵方巻きを食べることにしました。
この時期、スーパーにも、
コンビニにも、たくさん用意されていますね。

豆は歳の数だけ食べるとたいへんなので、
同じ大豆ということで、
納豆を食べておきました。

いわしも、厄除けに用いられます。
柊鰯、といいますね。
これも、鰯を焼くのは大変なので、
めざしにしておきました。


(これでは、効き目がないかもしれませんが)

試験やレポートが終わった学生は、
どこかの節分行事に出かけたかもしれませんね。

節分は、春の始まり、
昔で言えば、新年の始まりでもあります。

ちょうど試験も終わったところで、
また気持ちを新たにしてもらえると、
良いですね。
お疲れさまでした。

報告:長沼光彦

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