教員紹介 宮永 泉
私の専門は宗教哲学です。そのきっかけになったのは、
二十歳頃読んだパスカル著『パンセ』(ブランシュヴィック版)でした。
フランス語の勉強をするつもりで、辞書を引きながら少しずつ
読み進んでいったのですが、いつの間にかすっかりパスカルの思想の中に
入り込んでいました。特に「人間はみな死刑囚である」という人間洞察は
心に響き、生きているのがまるで夢のような気がして、長い間苦しみました。
その後色々なことがあって、三十六歳の時に受洗して
カトリック教徒(「復活」=「死の克服」を受け容れる者)となり、
今日に至っています。
担当している科目は「死の哲学」「キリスト教的死生観」などで、
西洋思想と日本思想の研究にもとづいた講義を行っています。
いずれの講義でも≪生涯続く自分探しの旅≫の手助けが
できればと思っています。
報告 宮永 泉
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