「ようこそ国際日本文化学科へ✨オンライン交流会」報告

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2020年07月20日 19:26


蝉の声が聞こえ始め、少しずつ夏の到来を感じる今日このごろ。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。


4月にオンライン授業が開始してから、はや4か月。
そろそろ前期の授業も終盤に差し掛かっているところです。


本来4月であれば、
満開の桜と共に迎える「入学式」や
新入生歓迎イベント「フレッシュマンセミナー」を開催するはずでしたが、
このご時世で叶わずじまいに・・・。


この状況で大学に一度も通えず、
通常の大学生活を送ることができない1回生に対し、
「先生や先輩・後輩との距離の近い」この学科ならではの応援ができないか…!
という思いから、とある企画が動き出しました。

それが、『ようこそ国際日本文化学科へ✨オンライン交流会』です。






当日は、充実した大学生活を送っている2~4回生、
計6名の先輩に出演していただき、
事前に頂いた1回生からの質問にお答えしていきました。


先輩も6人いれば、
それぞれ6通りの大学生活の過ごし方があります。


授業でのノートの取り方、
テスト勉強の仕方、
空きコマの過ごし方、
メイクの勉強の仕方・・・などなど、
頂いた質問への答えは、面白いことに誰一人と被ることがない様々な声が飛び交いました。
(少しでも1回生のみなさんの参考になれば嬉しいです)





1時間という限られた時間の中で、
不慣れなオンラインに四苦八苦しながらも
できるだけ多くの先輩の生の声をお届けできるようにと、
何度もオンライン上で集まり、準備を進めました。


当日は、1日に2度開催し、合計9名の1回生が参加してくださいました。
1回生の皆様からは、以下のような感想を頂きました。少しご紹介させていただきます。


本日はオンライン交流会を開催していただき、ありがとうございました!
まだ1度も通学が出来ていないので分からないことだらけなのですが、
質問にも的確なアドバイスやご回答をくださりとても嬉しかったです!


このような企画を用意してくださり、本当にありがとうございました。
先輩方のおかげで少し不安だった部分がなくなった感じがします。
先輩方や同級生の人たちと直接会える日を楽しみにしています。



我々もこのような感想を頂けて、本当に嬉しく思っております。



さて、ここからは交流会に協力いただいた上回生からのコメントもご紹介します。

私たち上回生は頼れる友人や先生方がいます。
しかし、1回生は右も左もわからない状態でオンライン授業になったため、
我々も心配していました。
そこで上回生が1回生のために何かやりたいということから、この企画が行われました。
1回生の皆さんがこの交流会で少しでも大学のことを知り、
それを活かしてくれたら、私たちも嬉しく思います。
私自身も初めて話す後輩や1回生の皆さんとの繋がりができ、成長できた交流会でした。
1回生の皆さん、上回生の皆さん、先生方のおかげで今回このような交流会ができました。
本当にありがとうございました。
(4回生 本間早春)


今回こうしてオンライン交流会のお声掛けを頂いて参加できたことは、
ナレーションや司会とはまた違った体験ができたと思います。
オンラインという特殊な環境の中で少しとはいえ
1回生と交流できたことは本当に嬉しかったですし、
自分自身の成長にもつながったと思います。
(3回生 近藤琴美)


このような大変な時期で大学にも行けず友達も作れず、
様々なことに戸惑っている1回生に少しでも役に立ててとても嬉しいです。
今後またこのような企画があれば是非参加したいです。
(3回生 ニュエン テイ トウ ジャン)


私たち2回生は、わからないことをすぐに相談できる相手がいます。
でも、そんな時に1回生は「どうしているんだ!?」と思うことがよくありました。
だから、今回の交流会を実施できたこと、嬉しく思います。
オンラインでの交流会は、なかなかない経験で、勉強になったことがたくさんありました。
少しでも、1回生の不安を和らげられたなら、幸いです。
(2回生 井原菜々子)


今回、このコロナ渦でも、なにか自分の糧になるようなことに挑戦したく、このオンライン交流会に参加させていただきました。
そして、1回生とお話しをさせていただくことで、去年のことを改めて思い返すこともできました。
大学に一年通った自分でもオンライン授業で不安な点がたくさんあります。
そんな中まだ、学校生活も交友関係も不安定な1回生はもっと不安であろうと考えていました。
その不安に対して今回のオンライン交流会で少しでも寄り添えたのなら幸いに思います。
たくさんの1回生の方の笑顔が見れてとても嬉しかったです。
企画してくださった先輩方、ご参加くださいました1回生の皆さん本当にありがとうございました。
(2回生 川嶋菜央)


 「離れていても繋がっている」
今回の交流会を通じて、私が強く感じたキーワードです。

このコロナ渦の中で、
様々な場面において人との距離を改める動きが見られました。

私自身も毎日通っていた大学に行くこともままならず、
いつも会っていた友人にも会えずのStayHome期間を過ごしておりました。

そのような中で、今回の交流会を開催するにあたり、
企画を一緒に立ち上げてくれた友人と、頼もしい後輩たち、
また様々な場面でご協力いただいた学科の先生方、
そしてなによりも、新しく入ってきてくださった1回生の皆さんとの繋がりが、
私の大学4年目のスタートを感じさせてくれるものとなりました。

今回の「オンライン交流会」で生まれたこの繋がりに感謝するとともに、
私自身の残りの大学生活にも活かしていきたいと思っています。



(報告:国際日本文化学科 4回生 米澤真樺)


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