なぜ学ぶのか

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2018年09月18日 20:31


昨日、夏休みが終わる話をしたので
今日は、なぜ学ぶのか、という話を、
してみようと思います。



学ぶということは、
世界が広がる、ということです。

例えば、チンアナゴ、
という魚を知っていることでも、
良いでしょう。


チンアナゴを知ることで、
魚という生き物に興味を持つでしょう。

人間とは違って、
水の中で生きる生物も、
いるのだなあ、と思うわけです。


そこで、もう、自分の生活する世界を離れて、
水の世界に、自分の興味が広がっています。



また、魚の中でも、
ひょろ長く、砂にもぐって、
生活するので、
魚というものの、見方も変わるでしょう。


魚というものに対する、
自分のそれまでの考え方が変わり、
やはり、自分の興味が広がります。


世界が広がる、
ということは、
こういうことです。

自分のそれまでの世界を離れて、
いろいろなところへ、
気持ちを向けるわけです。



報告:長沼光彦


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