アラビア語とアラブ・イスラーム文化(その2)

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2017年09月06日 17:00

アラビア語Ⅲの学外授業 
アラブ・イスラーム文化の理解(その2)

授業の一環で7月13日に学生と
「ムスリムインバウンドEXPO in 大阪2017」
に行ってきました。

アラビア書道の展示もありました。



パレスチナ、オマーンなどアラブの
民族衣装が飾ってあり、
主催スタッフのご好意で試着をさせていただきました。
ほとんどの学生にとって、アラブの衣装を
身をまとうのは初めての体験でした。



会場のブースの中にヘンナアートを
見つけました。ヘンナとは中東・アラブ地域の
女性が手足の装飾に使う植物染料です。
婚礼などに際して、花嫁はもちろん
女性たちは手足に花や植物などを描きます。
アラブの古い伝承によると、ヘンナには
神の祝福バラカが宿るとされています。
何日かすると描かれた模様は自然に消えていきます。
3名の学生がブースでチャーミングな
デザインを描いてもらいました。



 会場にはアラブ人の方やアラブ地域に
明るい日本人の方たちもいて、
交流を深めることができただけでなく、
アラブとイスラーム文化をじかに
体験することができました。
アラビア語学習はもちろんのこと、
今後もこのような学びの経験を
積み重ねていきたいと思っています。

人間文化学科 教員 鷲見朗子

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