声を出すところから始める 国語科教育法Ⅰ

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2017年05月17日 21:48

国語科教員を目指す授業、
国語科教育法Ⅰでは、
声を出すところから、はじめます。



国語に関する知識、
文章読解の方法、とかから、
はじめないのですか、
と疑問に思われるかもしれません。


もちろん、読解の方法など、
基礎的な知識は、大切ですが、
それらは、また別に勉強してもらいます。


国語科教育法Ⅰは、
国語という科目を教える方法を、
学ぶ科目です。



教育現場で授業をするためには、
口頭で説明しなければなりません。

口頭で説明するにも、
いろいろな技能が必要ですが、
まずは聞き取りやすく、
声を出す必要があります。

とはいえ、人前で話す機会は、
なかなかないでしょう。

というわけで、
まずは声をだすところか、
始めることにしています。



人間文化学科では、
話しことば教育という名称で、
プレゼンテーションやスピーチの方法を、
学んでいます。

そこで学んだことも、
国語科教育法でも、
活かしてほしい、
と思っています。


報告:長沼光彦

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