音の卒業式

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2017年03月14日 20:51


卒業式に参列して気づくのは、
音楽が大切にされていることです。



卒業生が、入退場するときには、
パイプオルガンの演奏が伴います。

また、本学合唱団が、卒業生と共に、
学歌をうたいます。

さらに、卒業式の中で、
聖体賛美と祝福式が行われますので、
入祭の歌「いつくしみと愛」、
賛美の歌「Prayer of St. Francis」(平和の祈り)、
閉祭の歌「光になろう」、
が歌われます。



カトリックの儀式では、
賛美歌やオルガンの演奏が、
重んじられます。

カトリック大学ですので、
音楽が創業式でも、
大切な要素になるのです。


おそらく、来場された方たちは、
この音楽を聞いて、
厳かな気持ちになられたことと思います。

カトリックの音楽は、私を離れて、
神を讃えるものです。


式では、
自分が主人公になることも大切ですが、
自分が何を大切にすべきか、
思い起こすことも大切です。

音楽は、そういう思いを、
引き出す役割をしています。


パイプオルガンの演奏は、
人間文化学科の久野将健が、
担当しています。

賛美歌をリードする合唱団には、
人間文化学科の学生も、
参加しています。


(写真は、式が終わって、
大役を果たして、ほっとした合唱団です。)



報告:長沼光彦

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