社会に出て役立つこと

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2016年11月20日 16:49


先日、昨年の卒業生が遊びに来て
話してくれたことです。

(つい、こないだも、また一人遊びに来てくれました。
卒業生がよく、顔を出してくれます。)



社会人になって、必要だと思ったことは、
新しいことに挑戦する姿勢だそうです。

大学のどの学部学科に入ったとしても、
学んだことが、
そのまま仕事につながるわけではありません。

学んだことを基本としながら、
それぞれの職場で、
新しいやり方を身につける必要があります。



遊びにきた卒業生は、
お客様対応をする部署なのですが、
そこでマニュアルを作ることになったそうです。

そんなときに、人間文化学科で、
いろいろと学んだことが、
ヒントになっているとのことです。


人間文化学科では、
話ことば教育や、冊子づくりなど、
表現方法を学び、研究しています。

また、文学や美術など、
種々の文化表現を学んでいます。



在学中は、
その学びが何の役に立つのか、
はっきりとわかっていなかったそうです。

しかし、いざ仕事をするとなると、
そういう学びや、ゼミなどを通じて実践したことが、
よい経験となって、
仕事に役立つことがあるのだそうです。


大学の学びは、
専門性を身につけることも必要ですが、
あとでじんわりと役に立つ汎用性を、
育てることも大切です。

(社会人基礎力という場合もあります。)
(目先の価値に囚われない学びが、
ある話も前にしました
。)



人間文化学科では、
そういう、じんわり役立つ、
多様なジャンルにわたる、
学びを用意しているつもりです。

ですから、卒業生から、
役立ってますよ、
と言われると、
ちょっと嬉しかったりします。



報告:長沼光彦


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