考えることの基本 日本語コミュニケーションⅠ

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2016年05月19日 17:00

日本語コミュニケーションⅠは、
大学で身につける、
日本語表現の基本を学ぶ、
授業です。



今回は、模造紙と付箋を使って、
分類して、意見をまとめる、
グループワークをしました。



(この方法は、すでに、
国文学概論「走れメロス」で紹介しています。)



私も、大学で卒論をまとめていた頃に、
カードにアイデアを書いて、
同じ種類に分けて、整理していました。

そして、分類したアイデアを、
一つの章としてまとめます。

次に、その章のグループを、
どういう順序で並べようかと、
考えます。

(私が当時参照したのは、京大式カード、という方法で、
梅棹忠夫『知的生産の技術』(岩波新書、1969)で、
紹介しています。)


アイデアは可視化する、
ということが大切です。


グループワークで、
人に見せると同時に、
自分自身で確認する意味もあります。


今回は、ノートルダムで2ヶ月過ごして感じた、
いいこと、わるいこと、3つずつあげてみましょう、
というテーマでしてみました。


誰が書いていたか、
秘密にしておくから
好きなように書いて下さいと、
半ば、息抜きの感じで、
ワークをしました。

(とはいえ、皆さん、
お行儀が良いので、
そんなに悪いことは書きません。)

おもしろいアイデアは、役に立ちそうなアイデアは、
私が代わりに、大学に伝えておこうと思います。

報告:長沼光彦



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