ホスピタリティ京都 笹岡隆甫先生
ホスピタリティ京都、
5月10日火曜日は、笹岡隆甫先生を、
お招きしました。
笹岡先生は、未生流笹岡の家元です。
(
未生流笹岡のホームページをご参照ください。)
現在、本学客員教授を務めていただいています。
(ノートルダム学という授業でも、
華道のお話をお願いしています。)
ホスピタリティ京都では、
華道と京都、人との関わりを、
話していただきます。
今回から5回にわたる講義です。
最後の6月14日は、特別に、
公開講座として開催します。
よろしければ、おいでください。
(人間文化学科には、
笹岡先生のファンを自称する学生ががおりまして、
昨年授業を受けたのですが、
再度、公開授業に参加すると言っていました。)
初回の講義は、
華道と人との関わりについて、
お話しいただきました。
日本家屋の特徴である、
座敷はお客さんを迎えるための、
部屋です。
花をその座敷に生けられ、
人をもてなすためのものです。
ただ、笹岡先生の活動の場は広く、
テレビ番組を彩る華として、
依頼を受けたり、
カルティエ宝飾デザイン展で、
飾花を手がけたり、
という活動をされています。
もちろん家元ですので、
未生流笹岡で華道を指導する方たちの、
指導をされています。
(ご本人の話では、
先生をまとめる校長先生のような役割だ、
ということでした。)
また、京都の人の関わりについてお話をされ、
子どもを近くの人たちみんなで育てていくような、
ご近所づきあいの延長に、
京都という町が成り立っている、
とご自身の経験を紹介されました。
その一例として、笹岡先生ご自身が参加する、
「DO YOU KYOTO? ネットワーク」 があります。
(
DO YOU KYOTO? ネットワーク ホームページ)
京都の文化に携わる方たちが、
地球温暖化をはじめ、
地球規模の環境破壊防止を呼びかける団体として発足されました。
京都という地を基盤として、
人と自然の関係を見直す、
メッセージを発信しています。
受講した学生からは、
華道を通じて、
人との関わりを、
あらためて学ぶことができた、
という感想を聞きました。
次回もまた、よろしくお願いします。
報告:長沼光彦
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