京都と留学生とビジネスと

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2016年01月18日 21:26

京都ノートルダム女子大学では、
各地より留学生がいらしています。

時折紹介している、
京都の年中行事に訪れている、
ジョイさんも、その一人です。
京都という土地が、
留学する魅力となっているようです。


今回、以前大学に交換留学で滞在していた、
ベトナムの留学生にお会いする機会がありました。

今は、ヨーロッパに本社がある企業の、
ベトナム支社に勤めているのですが、
人材交流で、日本に来ているとのことです。

英語、日本語と複数の言語が使えることは、
アドバンテージになるわけです。
日本が何だかんだ言っても、
まだ経済大国だということも、
日本語のニーズを生むわけです。

(クールジャパンと呼ばれる、文化面も、
日本語を学ぶニーズの一つです。)

グローバル企業で働く際に、気をつけることは、
各国の文化、ライフスタイルを重んじることだそうです。

以前仕事したことのある別の会社では、
日本の社主がベトナムの文化を理解してくれないため、
スムースに仕事が進まなかったそうです。

日本ではうまくいっている場合でも、
よその国でそのままうまくいくとは限らない。
ベトナムの習慣を理解しながら、
共同しながら仕事をした方が、
効率がよい場合もある、ということです。

お互いの理解が必要なんですね。



そんなベトナムの留学生さん、今は企業人ですが、
京都が大好きだとのこと。

同じ日本の中でも、
風景も違うし、人も違う、
のだそうです。

かつて、京都で道を聞いたとき、
わざわざその場所まで
連れて行ってくれる人がいました。

今でも、京都を訪れるのは、
京都に多くのお知り合いがいるからです。

近しい人のいる街、
それが彼女にとっての京都なのです。



報告:長沼光彦

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