アクティブにはじまり、アクティブに結ぶ

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2016年01月15日 23:23

本日は、4年次生向けの、
卒業前の授業「ノートルダム学」を行いました。


学科によって内容は違うのですが、
人間文化学科では、
4年間の学生生活をふまえて、
来年の新入生や、今の1、2、3年生に向け、
みんなでメッセージをボードを作ろう、という提案をしました。


人間文化学科では、1年次より、
主体的、能動的に学習や作業に取り組むよう、
グループワークやアクティビティを取り入れています。


4年のまとめも、人間文化らしく、
アクティブにやってみよう、ということです。


実は4年生自身が、こちらの提案の前に、
学科の思い出を振り返るムービーを作りたいと、
発案してきました。

教員が何やかやと言わなくとも、
やりたいことを実現する、
アクティブな気持ちがあるのですね。


そんなわけで、そのムービーの試作品見ながら、
まずは4年間を振り返ってもらいました。
やはり写真を眺めていくと、
いろいろと思い出します。


今回、もうひとつやってみようということは、
コミュニケーションです。

4年間を思い出して、
得たことや改善したいことを思いついても、
自分の中に持っているだけでは、
もったいないように思います。


せっかくだから、それを、
同じような経験をするであろう、
後輩の皆さんに伝えてはどうでしょう、
というのが、今回の提案です。


実はこのコミュニケーションも、
4年生はきちんと大切にしていて、
先のムービーも、4年生同士をつなげる役割があります。

今日の作業を通じて、
4年生でラインを作ろう、という話になったり、
4年生全体のつながりを確認する、
いい機会になったようです。


さらに、もうひとつ、
楽しむ、ということ。


人と何か作業したり、共有したりするときに、
楽しむ、ということが、モチベーションになります。

ムービーを作ろうと発案した学生たちも、
楽しいよね、面白いよね、というところから、
スタートしていると思います。

楽しいと、笑顔になり、前向きになれます。
わいわいやっていると、いいアイデアもでます。


今日もそんな雰囲気で、面白い、すてきな、
メッセージボードができあがりました。

卒業式まで、まだいろいろとイベントがあるのですが、
アクティブに、楽しく、コミュニケーションをとりながら、
やっていきましょう。


報告:長沼光彦

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