日本語教育実習の準備を図書館でしています

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2015年11月01日 19:21

先週のことですが、
夜遅くまで図書館で、
黙々と作業をしているグループがおりました。


日本語教育実習の準備を、
しているのだそうです。


ここのところ、毎週、
日本語教員資格の取得を目指し、
4年生が教育実習を行っているのです。


ご本人たちの話によれば、
丁寧に準備をしていかないと、
授業が成立しないのだそうです。


当たり前のことだと言えば、当たり前なのですが、
それを自分で実感し、行動に移しているところが、
なかなか偉いなと思うのです。


大学の学びは、自分で取り組まなければ、
成り立ちません。
世の大学生の中には、もしかすると、
ただ授業を聞いて、試験を受けるだけで、
卒業していく人もいるかもしれません。


しかし、学んでいることの意義や重要性を理解するには、
自ら進んで行動し、反省して、次に活かすという、
プロセスが必要です。


その意味で、自分のしていることの、
重要性や責任を自覚している点で、
「偉いな」と思ったわけです。
(自分自身は、大学生の頃に、
それほど自覚して行動していたかと
思い起こしてみると、
いささか怪しい気もします。)


本学の図書館の、
ラーニングコモンズは、
そういう自主的な学びを、
サポートするための場所です。


本学の皆さんは、
日本語教育以外でも、
この場所を、自主的な活動の場として、
活用しています。



報告:長沼光彦

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