とりあえず図書館に行く

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2015年10月14日 22:31


ゼミなど小さいクラスでは、
調べ物があるときは、
とりあえず図書館に行くことにしています。


ユージニア館のエントランスを入って、
すぐに図書館の入り口ですので、
行きやすいということもあります。


入ってすぐ右手に、勉強したり、
話し合いができる、ラーニングコモンズ、
というスペースがあります。
これまでも何回か紹介していますが

人間文化だけでなく、
他の学部学科も授業で
積極的に利用しています。

本日も、授業をしているクラス、
自習をしている人たちと、
賑わっていました。

そこをお邪魔する形で、
(もちろんいつでも、誰でも利用して良いのですが)、
今度フィールドワークに行く予定の、
奈良について、
伝承、和菓子、歴史的事件、など
それぞれのモチーフで調べていきます。


インターネットで、
お寺のHP(ホームページ)などを
調べてもらってもかまわないのですが、
文献によっては、異なる情報が書いてあったりします。


いろいろな情報を調べて、
比較検討するのが、目的です。


お寺の由来など、HPで紹介してある記事よりも、
過去に書かれた縁起を調べた方が、
おもしろいこと、不思議なことが、
書いてある場合もあります。

また、図書館で、こういう本には、
有益な情報が書かれているよ、とか、
読んでみると面白いよ、とった、
本に関する知識を、
学生に伝える目的もあります。

図書館のHPでも、
資料検索のために有用なリンクを、
紹介しています。

また、京都資料など特定目的の、
資料利用を便利にするための一覧を、
お願いして作ってもらう場合もあります。

図書館で活動することは、
そういうリンクやリストなど、
図書の調べ方を含め、
いろいろな人の知識や経験を、
受け継ぐことでもあります。

また、利用する人達も、
必要な資料をリクエストすることで、
その知識や経験の積み重ねに参加することができます。

図書館はみんなで活用しながら、
次の利用者につなげていく、
生きた情報活用の場なのです。


報告:長沼光彦

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