芸術の秋 のはじまり
10月になって、まだいささか暑いのですが、
芸術の秋らしく、京都を散策してみました。
場所は、東山、平安神宮近辺です。
青蓮院門跡で開催された、
未生流笹岡京都支部展に、
うかがいました。
未生流笹岡家元、笹岡隆甫先生は、
ノートルダム学院小学校の卒業生です。
(
未生流笹岡ホームページ)
(ノートルダム学院小学校の卒業生には、
京都の伝統文化に携わる方、
老舗を継ぐ方がいらっしゃいます。
ノートルダム学院小学校ホームページ)
会場は多くのお客様で賑わっていました。
ひとつひとつのお花はもちろん美しいのですが、
青蓮院の座敷にしつらえられると、
落ち着いた和室の空間とあいまって、
いっそうひきたつように思いました。
お客様も、青蓮院のお庭を楽しみつつ、
お花をながめ、ゆったりとした、
時間を過ごしていました。
ノートルダム学院小学校の生徒さんの、
お花も飾られていました。
青蓮院を後にすると、
予定していなかったのですが、
ふらりと、京都市美術館へ。
現在は、マグリット展を開催しています。
10月12日まですが。
シュールレアリスムに興味があるので、
そのまま入場しました。
案の定、たいへん混雑してましたが。
やはり実物を見るのは良いですね。
写真はどうしても、
筆のタッチや、油絵の具の立体的な感じ、
微妙な色彩が失われてしまいます。
京都は、大阪、神戸まで足を伸ばせば、
日本に来る海外の美術展の、
多くを観ることができます。
芸術を楽しむには、お得な環境です。
(学生の皆さんは、夏休み前に、
マグリット展を観ています。
私が出かけるのが遅いんですね。)
絵を見終わったら、売店も大賑わいです。
売店の売り子さんが、
みんなマグリットの絵に出てくる、
お釜帽子(フェルト帽子)をかぶっていたのが、
印象的でした。
(下の絵のような感じで)
平安神宮の近辺は、少しより道をすると、
心惹かれる風景が見つかります。
本日も、カメラを手に、散策している人が、
いらっしゃいました。
報告:長沼光彦
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