いろいろ展示をしていました

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2015年08月09日 23:03

先日、8月1日、2日のオープンキャンパスでは、
各所で、人間文化学科関連の展示を、
行っていました。


図書館では、本学所蔵の貴重資料のひとつ、
16世紀に制作されたヴェラム写本、
スペインの交唱聖歌集を公開しました。


人間文化学科では、文学、芸術など、
文化の学びに、資料を多く使います。
実物資料は、複製では再現できない、
さまざまな情報を読み取ることができます。


同じく図書館のスペースを使い「博物館実習」のメンバーが、
絵本に登場する動物を紹介した、
「どうぶつのもりへようこそ」という展示を行っていました。


大人になってふれることが少なくなった絵本。
その中に描かれた、懐かしい動物たちの、
生き生きした姿を思い出してもらう、
というワンテーマの下に、
展示を構成しました。


また、ユージニア館2階の図書館横の廊下では、
同じく「博物館実習」の別のメンバーが、
「私たちの地元へいらっしゃいませんか」
という展示を行いました。


名物や名所など、
自分で撮影した写真を展示し、
地元の具体的なイメージを伝えようというものです。


ユージニア館2階廊下には、
展示物や作品を吊すことのできる、
フック付きワイヤーが用意されています。
学生の活動をサポートする仕掛けが、
新校舎には準備されています。


人間文化学科の相談スペースである、
アクティブラーニングスペースには、
「京都をプレゼンする」という展示を、
設置しました。


2年次ゼミ発展演習の学生が、
自分で企画した調査、展示で、
景観、パン、妖怪の3つの観点から、
まとめました。


学生に展実物を制作してもらうのは、
ひとつは、自分の知識を形にする実践力があるか、
確認してもらうためです。

もうひとつは、実践をとおして、
教室での学びとは異なる、
発見をしてもらうためです。
(最近よく言われる言葉でいうと、
アクティブラーニングということになります。)

また、オープンキャンパススタッフのときに、
学生の活動の成果を、
ご覧いただければ幸いです。

報告:長沼光彦

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