人間文化学科の公開講座を開催しました

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2015年08月12日 15:23

7月19日、日曜日に人間文化学科主催の大学公開講座を開催しました。


今回は、「図書館を学びの場所として使いこなす」を題に、
本学図書館にも去年からオープンしている、
ラーニングコモンズという空間を、
どのように活用できるかというテーマをとりあげました。


図書館は、これまで、
個人が静かに勉強する場所、
というイメージが大きくありました。


ラーニングコモンズという場では、
グループで活動しながら学ぶというような、
多様な学びの場所を提供し、
図書館の資料、サービスを、
学生の学びに、
有機的につなげる試みが進んでいます。


今回は、人間文化学科の岩崎れい教授が全体を企画し、
同志社女子大学の上田信行先生をお招きしました。


アクティブラーニングと呼ばれる能動的学習の中で、
図書館の施設、資料を使うことを取り入れた、
ワークショップを行いました。



今回は、ちょうど祇園祭の時期だったこともあり、
京都らしく、しかしあまりよく知られていないようなテーマとして、
祇園祭で売られているちまきを題材にして、
祇園祭とちまきの関係とは?という問いを立てました。



この問いを中心に、
参加者の方々に実際にグループで調べ、
発表してもらいました。


普通の公開講座とは違った試みでしたが、
参加者の方々は、初対面にもかかわらず、
グループごとに積極的に調べ、活発な議論をしていました。


このワークショップでは、
答えをみつけるのがかならずしも目的ではなく、
学ぶプロセス、そして自分であらたな疑問をみつける、
といった新しい形の学びを体験してもらうことを目指しました。


終了後の感想、アンケートからも、
楽しく学ぶ体験ができた、などの好評をいただきました。



報告:鎌田均

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