嵐山フィールドワーク その壱

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2015年07月03日 23:26

6月27日、嵐山へフィールドワークに行きました。
(下の写真は、嵐山の渡月橋です)

2年生ゼミは、京都をプレゼンしようという、
テーマで活動を進めています。
そこで、京都らしい場所に、
出かけてみることにしました。

出発するのは、四条大宮の、
嵐山電鉄の駅です。
(嵐電(らんでん)の駅のコカコーラの看板は、
赤ではなく黒でした。)


嵐山はJRでも、阪急でも行くことができます。
嵐山電鉄を利用したのは、
各駅停車で、京都から嵐山に至るまでの雰囲気を、
駅名から味わってもらおうと思ったからです。
(阪急は鈴虫寺、JRはトロッコ電車に乗り換え、
と目的によって、選ぶこともできます。)


蚕ノ社(かいこのやしろ)、太秦広隆寺(うづまさこうりゅうじ)、
帷子ノ辻(かたびらのつじ)、車折神社(くるまざきじんじゃ)、
鹿王院(ろくおういん)と、謂われのある名が続きます。

(上の写真は、嵐電の運転席です。)

嵐山電鉄は、明治43年(1910年)に開業、
行楽客の利用を期待していました。
開業当時に発行された『沿道名所案内』(嵐山電車軌道株式会社、1910・3)
を見ると、これら沿線の名所が紹介されています。
(『沿道名所案内』は、本学図書館で所蔵しています。)

現在の嵐電HPや、駅においてある「エリアマップ」にも、
沿線の名所が紹介されていますので、
ぜひご覧ください。

そんなわけで、駅名のいわれを話しているうちに、
嵐山に着きました。

嵐山駅は、京都風な味わいを演出するために、
錦織’(にしきおり)のような模様の柱が並んでいました。


まだ嵐山を歩いていませんが、今回はここまでにいたします。
嵐電だけでも、じゅうぶんに楽しめるというお話でした。

(駅構内タリーズコーヒーの前にも、錦の柱が立っています。)

今回のフィールドワークの目的地、嵐山は、
谷崎潤一郎『細雪』で、富裕層の三姉妹が、
花見に出かける場所として登場します。
このお話は、人間文化学科で発行した冊子、
『比較古都論』で紹介しています。
よろしければ、オープンキャンパスの際にでも、
お持ち帰りください。


もうひとつおまけの話です。
嵐電は、路面電車となる区域もあり、
(専門用語で併用軌道といいます。)
西大路三条という駅から、
三条通りを走ります。
以前ご紹介した三条通りの西側は、
太秦あたりまで続いているのです。
これも面白い話ですね。

報告:長沼光彦

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