朗読コンサート(中間報告)
人間文化学科には、「日本語の朗読」という授業があります。
文学作品をグループのメンバーで
一緒に朗読/群読することを通して、
作品に親しみ、表現力を磨き、
皆で高め合っていきます。
11月18日は、
1回目の「朗読コンサート」の日。
いえ、
「朗読コンサート」といっても、
1月の「朗読コンサート」に向けて、
どんな感じか、短い作品で、まずはやってみようというものです。
アクティブ・ラーニング・スペースで、
各グループで作品を披露していきました。
司会も自分たちで行いました。
短い作品ながらも、緊張感ある空気が流れます。
「間」の取り方、リズム、ことばの聞き取りやすさなど、
始めたころと比べて、格段に良くなったように思います。
とはいえ、各グループで反省点がいくつか出てきました。
「原稿を読んでいる!」
「もっと自信をもって!」
「声が小さく、伝えたいことが聴き手に届かない!」などなど。
実際にやってみることで、
思うところがたくさん出てきたようです。
コンサートのイメージをつかんだところで
いよいよ本番に向けて本格的に準備をしていきます。
皆で試行錯誤しながら準備・練習をしていく中で、気がついたら
「(声の)表情が豊かになっていた!」
「ステージに立つこと(公的場面で話すこと)が楽しくなった!」
「企画すること、グループで作品作りをすることが、こんなに楽しいなんて!」
などと感じてほしいと願っています。
それが、今後の「自信」や「行動する勇気」につながっていくと思っています。
さあ、1月の「朗読コンサート」に向けて、
皆で知恵を出し合い、
心ときめく時間、空間を一緒に作り上げていきましょう。
報告:平野美保
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