日本語コミュニケーションⅠ 共同作業

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2014年05月16日 16:53


1年生が必修の、
日本語コミュニケーションⅠ、という授業では、
大学で必要な表現力、思考力を身につけることを、
目的としてます。

5月13日火曜日は、
付箋紙と模造紙を使い、
グループで発案し、意見をまとめる、
ワークを行いました。



まずは、付箋紙に、個々の意見やアイデアを、
書いていきます。
今回は、意見を整理する練習でもあるので、
テーマに対し、単純に、YES、NOで意見を示し、
理由を書いていきます。

次に、それらの意見を種類ごとに、
グループにまとめます。
また、関連があると思われる、
グループ同士を関連づけていきます。



このようなアイデアのまとめ方、整理の仕方は、
個人の作業でも大切なことですが、
グループで行う場合にも大切です。
お互いの主張を理解しながら、
共通のものの見方に到達する、
協力する力が求められます。

1年生の皆さんは、
積極的に、楽しく、意見を整理してくれました。
毎年、同様のワークを行いますが、
本学の学生は、こういう共同作業が、
得意なようです。



社会人同士でする場合の方が、
むしろ、作業が進まなかったりします。
互いに遠慮しすぎたり、
出過ぎたりしないようにしてしまうのでしょう。

本学の学生は、
そこをうまくやりとりしながら、
楽しんで作業する術を心得ているようです。

そんなふうに、すんなりと協力できることは、
本学の学生ならではコミュニケーション力と、
言ってよいでしょう。

まとめられたプレゼンテーション用の模造紙も、
それぞれ、マーカーでデコレーションをしたり、
見やすくするための枠取りをしたり、
それぞれ工夫が見られ、
学生の創造性が発揮されていました。

報告:長沼光彦

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