2017年10月23日

ナレーションの役割 日本文学

授業「日本文学」では、
小説の表現の仕組みについて、
お話しています。
ナレーションの役割 日本文学

まず注目するのは、
ナレーション(語り)です。

小説の多くは、ナレーションと、
登場人物のセリフで成り立っています。

そのナレーションの働きについて、
考えています。


ナレーションは、ドラマや映画でも、
用いられます。

いろいろな使い方がありますが、
今どういう状況か説明したり、
人物の気持ちを説明したりします。
ナレーションの役割 日本文学


ドラマのように、映像化した表現の方が、
わかりやすいような気がしますが、
実は、言葉で説明した方が、
わかりやすい内容もあるのです。

ドラマでは、
映像表現が苦手な部分を、
ナレーションが補うことがあります。


映像でも、
表現できないことはないのですが、
時間がかかります。

時間をかけずに、
状況を説明するには、
ナレーションを利用した方が、
良い場合もあるのです。


こういうことを考えてみると、
小説のナレーション役割も、
わかってくるでしょう。

報告:長沼光彦



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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 18:22 │Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

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