2017年06月27日
合作似顔絵をしてみました 日本語コミュニケーションⅠ
今回は、グループワークの試みとして、
合作似顔絵をしてみました。
まずは、
5~6人くらいのグループで、
それぞれ異なる色のペンを選びます。
そして、それぞれのメンバーの、
似顔絵を描くのですが、
1回の作業は、15秒程度。
一筆加えるくらいで、
あまり細かく描かずに、
次のメンバーに渡します。
複数の人間が手を加えて、
似顔絵なんて、描けるのでしょうか。
と思うと、その人のイメージを、
うまくとらえた似顔絵ができあがりました。
学生も、そんなことできるかな、
という感じでしたが、
それぞれ味のある作品ができたので、
面白い、と感じたようです。
すでに作業しているうちに、
面白くなり、わーっと熱があがる、
雰囲気になりました。
最後に、できあがった作品を、
皆でシェアしたのですが、
似てる!とか、声が上がり、
教室が盛り上がりました。
楽しいと思えると、
一人ひとりの作業に参加する、
気持ちが高まり、
グループ全体の熱量もあがります。
実は、この似顔絵ワークは、
昨年、上田信行先生から、
教えてもらった方法です。
上田先生は、REMIX(再構成)という概念で、
この方法を説明しています。
このワードで検索してみてください。
ごく簡単にまとめてしまうと、
共同作業の中で、
他の人の作り出したものを、
再構成することで、
より創造的なものを生み出す、
という連携の仕方です。
今回は、本来一人でするようなことも、
大勢でやったら、面白くなるし、
意外な結果がでるよ、
ということを体験してもらおうと思いました。
そんなわけで、
まずは気軽にやってもらおうと、
上田先生から教えてもらった方法よりも、
だいぶ、やり方がゆるくなっています。
上田先生の方法では、
3秒で、次の人にまわすのですが、
作業は15秒くらいに延ばしました。
また、お互いの顔をよく見よ、
と観察の時間も、
はじめに作ってもらいました。
(似顔絵を描くのを機会に、
あらためてお互いを、
よく知ろう、という意図もありました。)
どうやら、そのおかげで、
行動する前に、
少し考えた班もあったようです。
「私は目担当なんですよ。と、
言っていた学生がいたので、
より良いものを完成させるために、
分担する作戦を練った班もあったようです。
こうなると、あまり先入観を持たずに、
REMIXを、体験するという、
上田先生のワークとは、
違うものになってしまうわけですが、
それも、また面白いのではないか、
と思っています。
私の与えたルールらしきものの、
裏を突いて、自分たちで、
うまくやる方法を発案しているわけですから、
これも、別の意味での、
創造性かなと思うのです。
創造的なワークショップでは、
あらかじめ、
計画した側の枠にはまる必要はありません。
ワークショップ自体が、
方法を提供する側と、
参加する側の、
創造的な共同作業だからです。
今回のような、
私自身が面白いと思う、
ワークショップを経験できると、
次回は、また違う要素を足してみようかな、
と思ったりするのです。
報告:長沼光彦
合作似顔絵をしてみました。
まずは、
5~6人くらいのグループで、
それぞれ異なる色のペンを選びます。
そして、それぞれのメンバーの、
似顔絵を描くのですが、
1回の作業は、15秒程度。
一筆加えるくらいで、
あまり細かく描かずに、
次のメンバーに渡します。
複数の人間が手を加えて、
似顔絵なんて、描けるのでしょうか。
と思うと、その人のイメージを、
うまくとらえた似顔絵ができあがりました。
学生も、そんなことできるかな、
という感じでしたが、
それぞれ味のある作品ができたので、
面白い、と感じたようです。
すでに作業しているうちに、
面白くなり、わーっと熱があがる、
雰囲気になりました。
最後に、できあがった作品を、
皆でシェアしたのですが、
似てる!とか、声が上がり、
教室が盛り上がりました。
楽しいと思えると、
一人ひとりの作業に参加する、
気持ちが高まり、
グループ全体の熱量もあがります。
実は、この似顔絵ワークは、
昨年、上田信行先生から、
教えてもらった方法です。
上田先生は、REMIX(再構成)という概念で、
この方法を説明しています。
このワードで検索してみてください。
ごく簡単にまとめてしまうと、
共同作業の中で、
他の人の作り出したものを、
再構成することで、
より創造的なものを生み出す、
という連携の仕方です。
今回は、本来一人でするようなことも、
大勢でやったら、面白くなるし、
意外な結果がでるよ、
ということを体験してもらおうと思いました。
そんなわけで、
まずは気軽にやってもらおうと、
上田先生から教えてもらった方法よりも、
だいぶ、やり方がゆるくなっています。
上田先生の方法では、
3秒で、次の人にまわすのですが、
作業は15秒くらいに延ばしました。
また、お互いの顔をよく見よ、
と観察の時間も、
はじめに作ってもらいました。
(似顔絵を描くのを機会に、
あらためてお互いを、
よく知ろう、という意図もありました。)
どうやら、そのおかげで、
行動する前に、
少し考えた班もあったようです。
「私は目担当なんですよ。と、
言っていた学生がいたので、
より良いものを完成させるために、
分担する作戦を練った班もあったようです。
こうなると、あまり先入観を持たずに、
REMIXを、体験するという、
上田先生のワークとは、
違うものになってしまうわけですが、
それも、また面白いのではないか、
と思っています。
私の与えたルールらしきものの、
裏を突いて、自分たちで、
うまくやる方法を発案しているわけですから、
これも、別の意味での、
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と思ったりするのです。
報告:長沼光彦
特別講義「2年次生から考える自分の未来」が開催されました
教職実践演習の授業から ―漢文を読み解くおもしろさ
深泥池・上賀茂フィールドワーク2 (令和2年12月)
深泥池・上賀茂フィールドワーク1 (令和2年12月)
お出汁の うね乃 ワークショップ体験(令和2年11月)
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