2014年07月02日

第2回アラビア語サロン実施報告

日時:平成26年6月19日(木)13:10-14:40
場所:新ユージニア館2階
イマージョン・スペース
講師:竹田アマニさん 

 第2回アラビア語サロンはエジプト人の竹田アマニさんを講師としてお迎えしました。本学でアラビア語を学んでいる学生がイマ―ジョン・トライアルの活動として参加しました。
第2回アラビア語サロン実施報告

 まずアマニさんと学生の自己紹介から始まりました。アマニさんがひとりひとりに名前や出身をきいてくださり、学生がそれぞれ答えました。
第2回アラビア語サロン実施報告

 次にアマニさんが用意してきてくださったパワーポイントを見ながら、エジプトの国旗、文化遺産、食べ物、衣服についてミニレクチャーを受けました。文化遺産はピラミッドやアスワン・ルクソール遺跡について、食べ物はコシャリと呼ばれるエジプトの庶民的なファスト・フードに関して話されました。
第2回アラビア語サロン実施報告

衣服はイスラーム女性信徒が身に着けるアバーヤ(長衣)やヒジャーブ(スカーフ)について講義され、ニカーブという顔を覆うものも実物をつけて見せてくださいました。
第2回アラビア語サロン実施報告

学生は女性の衣服について関心を抱いたようで、それについて質問をしていました。アマニさんが持ってきてくださったファッション雑誌を学生に回覧すると興味深そうに眺めていました。
 さいごにアラブコーヒーを入れました。
第2回アラビア語サロン実施報告

コーヒーを飲み、アラブ菓子を一緒に頂きました。コーヒーを飲んだ後はアマニさんが何人かの学生にコーヒー占いをしてくださったので、学生は大いに盛り上がりました。コーヒー占いとはコーヒー豆の粉をこさずに煮出すアラブコーヒーだからできる占いです。飲み終えた後、カップを伏せて、カップの底に残ったどろどろしたコーヒー粉が作り出した模様によって占います。2つの筋がカップの内側に描かれていたら、「2つの選択肢があり、あなたは迷っています」のように、アマニさんは占っておられました。
第2回アラビア語サロン実施報告


 今回もほんもののアラブ(エジプト)人の方と実際に交流ができたことで、アラビア語学習のみならずアラブ文化学習という面でも、学生が自らの向学心や探究心を高めるきっかけになったのではと思っています。

アラビア語サロン担当 鷲見 朗子


タグ :アラビア語

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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00 │Comments(0)国際文化領域(多文化理解)

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