2018年09月26日

お月見はいかがでしたか


24日の月曜日は、お月見、
十五夜でしたが、
月をご覧になったでしょうか。



夜歩いていたら、
雲の切れ間から、
満月の姿が見えました。


曇っていたので、
あきらめていましたが、
ご覧になった方も、
多かったかと思います。


『徒然草』(つれづれぐさ)で、
「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。
雨に向かひて月を恋ひ、
垂れ籠めて春の行方知らぬも、
なほあはれに情け深し。」

(意訳:桜は満開の時、月は遮るものがないときに、
見るものとは限らない。
雨が降るときに、月を恋しく思い、
家に籠もって、春の移りゆく様を知らないのも、
それはそれで深く感じることがある。)

とは言いますが。


やはり、見ることができるのならば、
見えた方が、気持ちが高まります。

月は、以前見た月と同じ月ではないので、
目の前にすると、あらためて、
月の良さを感じます。


写真に月が写っていないのは、
月を見た後に、
カメラを探してきたのですが、
見えなくなってしまったのでした。


報告:長沼光彦
  
タグ :お月見


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 21:31Comments(0)日記日本語日本文化領域