2018年01月10日

NDクリスマス2017の司会・ナレーション

昨日に引き続き、昨年のことになってしまいましたが
クリスマスの報告です。


2017年12月20日
小・中高・大学全体で「ノートルダムクリスマス」が開かれました。


この「ノートルダムクリスマス」では、
司会やナレーションを担当する人が、毎年数名いるのですが、
本年も人間文化学科の学生たちが活躍をしました。
担当者から感想が届いています。
私(平野)のコメントともに紹介いたします。



まず、司会の向井理奈さん(人間文化学科3年次生)


「大勢の人の前で話すことは程よい緊張感があり、改めて楽しいなと実感しました。
練習で苦手な箇所を何度も練習し、本番に上手に話せた箇所もあれば思っていた
通りに読めなかった箇所もあり、まだまだ練習が足りないなと思いました。
他の場面でも今日の経験を活かすことができるように頑張りたいと思います。」

向井さんは、本番に強い。
この司会は、登場する1回1回のことばが短く、
その短い言葉で何度も登場するため、緊張感がずっと続きます。

ですが、それを乗り越え、安心感のある司会をしていました。
しかも、かなり高度な表現を要求していたため、
それができるよう直前まで練習していたのですが、
本番では、マイクによく通る美しい声で、見事に表現していました。
あの緊張感のある本番で、確実に対応できる度胸と冷静さに感心します。


次に、ナレーション担当の茂呂楓花さん(人間文化学科2年次生)


「初めてナレーションを担当しました。
たくさんの人の中、自分の声が体育館に響く空間になんともいえない気持ちになりました。
こういった体験はなかなか出来ないので、
今回ナレーションとして参加することが出来て本当に良かったです。
ありがとうございました。」

茂呂さんは、もともと表現力豊かな方ですが、
今回の本番でも、聞いていて心地よいナレーションでした。
何気なくさらっとこなしてしまうのですが、実は、大変な努力家。

一見、簡単なようにみえますが、とても難しいこのナレーションを
それをステージの動きに合わせながら、自然に、かつ美しく表現していました。
人には見えないところであたりまえのように準備・練習をし、
普段から気遣いもできる人だからこそ、
聴者が心地よさを感じる話し方に結びついていたのではないでしょうか。


最後に、もう一人のナレーション担当 山本華子さん(人間文化学科3年次生)


「私は受胎告知の場面を担当させてもらいました。
最も好きな箇所だったので、成功させたいという気持ちは誰よりも強かったと思います。

ですが実際、練習してみるとなかなか関西弁が抜けず、本番前まで同じ箇所で躓く始末。
このような調子で大丈夫なのかと思っていたのですが、
本番では、心配していた箇所も上手く話すことができました。
それもこれも平野先生が親身になってご指導してくださったおかげだと思います。

広く静まった会場で、マイクを通し話すのは、
なかなか味わうことの出来ない嬉しさだったので、とても良い経験になりました。」

山本さんは、ストーリーがすっと入ってくるナレーションでした。
誰が話しているのか、さらには、
どのような性格で、どのような体格なのかさえも伝わってくるようなナレーションでした。

練習のとき、いつも「この場面は・・・」と
場面をイメージしながら練習していたからこそでしょう。
もともとの明るくやさしくかわいらしい声が、ストーリーにうまく溶け込み、
ずっと聞いていたくなるような見事なナレーションでした。

報告:平野美保
写真撮影:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00Comments(0)日記話しことば教育