夏越の祓の思い出 学生のフィールドワーク

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2017年08月14日 17:00

以前の話ですが、
上賀茂神社の夏越の祓(なごしのはらえ)を、
ご紹介します。


学生が写真を送ってくれました。


夏越の祓は、6月30日、大学の近くでは、
上賀茂神社、上御霊神社、吉田神社などで、
行われます



上賀茂神社では、午前中と、
夕刻からと、2度行事が行われます。


この写真は、夕刻の儀式が行われる前に、
茅の輪くぐり(ちのわくぐり)をしている、
参拝者の皆さんの様子です。


上賀茂神社では、午前10時から、
宮司さんたちが、茅の輪くぐりの、
儀式を行います。

はじめに、神官さんたちが、
茅の輪をくぐり、お祓いをします。

その後、場所を、境内を流れる、
ならの小川にかけられた、
橋殿(はしどの)にうつします。

そこで、紙でつくられた御饌(みけ)を捧げ、
祓えの儀式を行います。

紙の御饌(みけ)は、儀式のあとに、
ならの小川に流されます。

その後、参拝者の皆さんが、
茅の輪をくぐることになります。


上賀茂神社独特の儀式ですので、
一度、参拝されてはいかがでしょうか。


写真:アリス
報告;長沼光彦

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