京都の大晦日 八坂神社
高台寺に引き続き、
留学生のジョイさんが過ごした、
京都の大晦日の話です。
八坂神社の大晦日から元旦にかけてのお参りを、
白朮詣(おけらまいり)といいます。
薬草で厄除けの力があるとされる、
おけらという植物を、
御神火として焚きます。
参拝者は、この火を火縄にいただいて、
家に持ち帰り、
神棚の灯火にともしたり、お雑煮の火種としたりします。
燃え残った火縄は、
火伏せのお守り(火災を避けるお守り)として、
台所に祀ります。
境内では、屋台が並んでいます。
以前の記事で、準備しているところを、
紹介しました。
おけら酒という名で、
お神酒をいただくことができたようです。
おけら参りも、数十万人の参拝客が訪れるそうです。
関西のニュースでは、警察官が、
参拝客の整理に働く様子が報道されていました。
報告:長沼光彦
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