香港日本語教育実習レポート 川口衿菜さん

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2015年09月07日 10:43


教育実習日誌より

8月27日

今回はカタカナを教えたのですが、カタカナをいつ使うのかという説明がうまくできませんでした。学習者もなぜカタカナを習うのか、分からなかったと思います。授業終了後に小玉博昭先生からアドバイスをいただきました。カタカナを習う前に、生徒に朝何を飲んだかなどを訊いて、コーヒー、ミルクなどと答えさせることで、カタカナを使うタイミングを感覚で教えてあげればよいのだと教えていただきました。




今回授業をしてみて、ゼロ初級の授業の大変さをあらためて知りました。簡単なことでも日本語がまったく分からない人が相手なので、気をつけないといけないことが多いと思いました。

今回、はじめて木林さんの授業を見学しました。スライドがとても見やすく、授業を受ける側もわかりやすいだろうなと思いました。上級クラスの生徒はノートをしっかり取っているので、スライドを長めに映しておく必要があると思いました。残り2日、がんばります。






実習を終えて

夏休みに入ってからも、指導案作成のために、ほぼ毎日大学に行きました。当初はイメージが湧かず、何をどうすればよいのか、悩みました。指導案やパワーポイント教材が未完成のまま香港に向かうことになり、本当に授業ができるのか不安で、日本に戻ることばかり考えていました。

しかし、実際に実習が始まってみると、楽しいことばかりで、帰りたいという気持ちは消え去っていました。YMCA烏渓沙ビレッジやKornhill Centreの見学では、子どもたちや世界から来ているインターンたちと交流したり、いろいろな場所に連れていっていただいたりと、勉強になることがたくさんありました。




日本語を教える実習授業が始まった頃は、不安と緊張で声があまり出ず、堀先生からも声と表情について注意されたので、大きな声と明るい表情を作るよう意識しました。

授業をしていて、学生さんの反応がない時や、教室が静まりかえった時など、理解できているのか不安になりましたが、次第に反応が感じられるようになり、授業をするのも楽しくなっていきました。





実習が始まってからの6日間は、とても早く過ぎていきました。ホテルに帰り着いてから、すぐに次の指導案やパワーポイントの再検討を行い、とても忙しい毎日でしたが、学生さんたちの一生懸命に拙い授業を聞いてくれる姿を見ていると、いい授業をしたいという思いが強くなるのでした。





今回の私たちの授業を通して、香港の学生さんたちが、日本語や日本文化について、いっそう興味を持ってくれたらいいなと思います。




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