祇園祭の山建て・鉾建てを見学しました

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2012年07月13日 16:55

2回生対象の専門書講読、いつもは西洋美術史を勉強しているのですが、京都で生き続けている伝統を体感しよう!ということで、祇園祭の準備の様子を見学に出かけました。

地下鉄を利用して、「烏丸御池」駅に集合ののち、祇園祭の中心地域である室町通・新町通を歩きながら、「山」や「鉾」の準備の様子を見学しました。

釘を一本も使わず、代々伝えられてきた「縄締め」でつくりあげられていきます。
(新町通の放下鉾さんです)


四条通りには、すでに組み立てが完了しつつある鉾も並んでいました。
(月鉾さんです)


7月16日の宵山や17日の山鉾巡行が有名な祇園祭ですが、実は7月1日から31日まで1カ月も続く長いお祭りです。参加学生たちは、祭りを支える多くの皆さんの力を感じていました。

地下鉄「四条」から乗車すれば、大学のある「北山」まで約12分。簡単に京都の街中まで出かけられる地の利を生かした見学でした。

報告 吉田朋子

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