2017年10月11日

学生のおかげでアイドルも論じる


ゼミの学生が、
アイドルを研究したいというので、
アイドルのことを勉強したりもします。



ゼミ学生の方は、むしろ、
アイドルで、論文が書けますか、
という感じです。


本や文献を探してみますと、
アイドル論、というのは、
多くあります。

これを参考にするのも、
良いでしょう。


実は、文学研究でも、
ずいぶん前から、
文化研究、と言いまして、
文学を生み出した、
社会状況や、その時代の考え方を、
調べる方法があります。

そういう方法を、
応用してみますと、
アイドルでも、キャラクターでも、
意見を言うことはできます。



もっとも、
きちんとアイドルの特徴を知らないと、
論じることはできません。

そのあたりは、
むしろ、当の学生の方が、
詳しいわけですから、
話を聞きながら、
こちらも意見を修正していきます。


AKB48と、乃木坂46は、
どのように違うのか、とか。
(数字の違いではありません。)

その違いを正しく理解しないと、
今の社会で、一見同じように見える、
2つのアイドルグループが、
両立している理由がわかりません。


私が学生に言う、
方法とか理屈とかを、
ちょっと知ってもらうと、
自分の知っていることや、
情報が、違う角度から見えてきます。


勉強とか研究は、
そういう新しい見方、
異なる見方を、
発見していくことなんですね。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:37Comments(1)授業紹介日本語日本文化領域

2017年10月10日

アクセスカウンタ200,000を超えました ありがとうございます

アクセスカウンターが、
20万を超えてました。
ありがとうございます。
(本当に20万?)



毎日、人間文化学科ブログに、
おいでいただいている、
おかげです。


また、あたたかいコメントもいただき、
ありがとうございます。


今後も、
学生の皆さんの日々の活動など、
お知らせしていきます。

よろしくお願いします。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)日記

2017年10月09日

慮って踏み出す


グループワークでは、
相手の話を聞く、
相手の立場を考える(慮る)、
ということが大切です。



実は、本学の学生は、
相手の立場を思いやる姿勢は、
持っています。

基礎演習などで、
話し合うと、
相手がどう思っているかな、
と考えながら、
物事を決めていきます。


その一方で、
自分の考えを出さなければ
ならない場合もあります。

何となく、みんなが同じ事を、
思っているようで、
実は違う、ということは、
わりとあります。

日本の社会では、
「みんなの意見」であるかのように、
見せかけて、
ひとつの意見を押しつけていく、
「同調圧力」ということが、
問題になったります。



本学の学生の場合、
同調圧力は、
グループワークの中で、
見かけられません。
(ずるくないんでしょうね。)

そのかわり、
互いに遠慮しあって、
なかなか話が進まない、
ということは、
よくあります。


そういうときは、
誰かが一歩踏み出す必要があります。

教員が、こうしたら、
とか言うのは、
あまりよろしくありません。

「慮りながら踏み出す」
遠慮する人たちが多い場合は、
こういう力が必要になります。

こういう対人関係を考えることも、
アクティブラーニングでは、
必要になります。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:44Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年10月08日

三四郎を読む2

日本近代文学講読では、
夏目漱石「三四郎」を読んでいます。




「三四郎」は、
大坂から名古屋へと向かう列車の中から、
始まります。

主人公の三四郎は、
見ず知らずの女の人と、
乗り合います。

そして、故郷の知り合いの娘と、
その人を比較して、
こんなことを思います。

「ただ顔だちからいうと、この女のほうがよほど上等である。」


毎回、学生に気になった箇所を、
教えてもらっているのですが、
この部分が出てきました。

三四郎が、
女性を品定めするようなことを考えるのが、
気になったようです。


確かに、高校を卒業したばかりの、
三四郎が、大人の女性を、
あれこれ言うのは、
生意気な感じがします。


こういう女性の目線で、
文学を研究する方法も、
あります。

フェミニズム批評といいます。

文学は、多様な視点で、
読み解くことができます。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:40Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年10月07日

資料を探そう 基礎演習


基礎演習では、
プレゼンパネル制作をしています



昨日紹介したとおり
企画運営する際の心構について、
考えてみました。

さらに、もうひとつ、資料探索を、
してもらうことにしました。



まずは、インターネットで良いので、
テーマに関連するワードを、
探してもらいます。

たとえば、京都のお菓子、
八ッ橋について調べようと思ったら、
菓子、京都、八ッ橋という名前、販売する会社、
などが、関連ワードになります。

インターネットの情報でも、
ある程度調べられるのですが、
ホームページなどの情報で、
もともとの資料が何か、
わからない場合もあります。

できれば、そういうもとの資料を、
見つけたいところです。



それが義務だというよりも、
もとの資料を見つけると、
新しい発見があるからです。


ネットでまとめられた情報は、
内容がだいぶ省略されています。

もとの資料にあたると、
省略された内容を読むことができるので、
新たな発見がある場合もあります。


そんなわけで、人がまとめた情報ではなく、
自分の目で、直接資料にあたってほしいので、
探してみましょうと、提案しています。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 23:23Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年10月06日

本格的にやってみる

基礎演習Ⅱは、
プレゼンテーションパネルづくりに、
取り組んでいます




2回目は各クラスにわかれて、
完成までのプランを練りました。


なんでプランを立てるのかというと、
これからの作業を、
教師が組み立てるのではなく、
学生が自分でコントロールするためです。


ついでながら、
雑誌編集など、
制作物に携わるプロが、
どんな仕事をしているかも、
お話しました。


編集で打ち合わせにくる人は、
スマホも使いますが、
メモ帳、作業用の帳面を、
持ち歩いています。

言葉を打ち込むだけでなく、
図を書いたり、あとで付箋をはったりして、
メモを、形をもったアイデアへと、
発展させることができるからです。

(これは、違う授業のメモ書きですが、
こんなのを、どしどしノートに書きます。)


(最近は、手書き入力できる、
電子パッドも、ありますが。)

そんなわけで、
今回の作業用に、
メモ帳を用意してもらうことにしました。


プロがしていることを、
真似して、本格的に取り組むと、
気分が盛り上がると思います。

グループワークでは、
そういう、モチベーションも、
大切ですね



報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:14Comments(1)授業紹介アクティブラーニング

2017年10月05日

キャンパスで名月


昨日10月4日は、中秋の名月でした。



昼間は雨模様だったのですが、
幸いに夜には晴れました。

そんなわけで、
キャンパスでも、
名月と出会うことができました。


とはいえ、実は、本日が満月です。
旧暦十五日に合わせて、
中秋の名月は決まるわけですが、
満月の日とは、少しずれてしまいました。

そんなわけで、
本日も、月を眺めては、
いかがでしょう。


報告:長沼光彦  
タグ :中秋の名月


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:46Comments(1)日記

2017年10月04日

図書館サービス特論 授業報告

9月13日~9月15日に図書館サービス特論の集中講義が、襟川茂先生のもとで行われました。襟川先生は以前20年以上京都ライトハウスにお勤めになり、視覚障害者の方へのサービスを主になさっていました。

 9月13日の初日は、午前はオリエンテーションの後、視覚障害者・聴覚障害者のための制度や法律について学び、午後は京都ライトハウスを見学させていただきました。館内の見学では、ご自身も全盲の豊田さんという職員の方に案内していただきました。
「京都ライトハウスは視覚障害者の方への支援施設ではあるけれども、活動の拠点でもある」と豊田さんはおっしゃっていました。できる範囲での仕事の支援や、生活していくための支援、親子で生活の指導を受けられる事業所がありました。
私が司書課程の勉強をするうえで一番興味があったのは、情報ステーションです。京都ライトハウスの図書室ともいえる施設です。様々な点字の図書がありました。目を引いたのは、活字ならば1冊の辞書が、点訳をすると100冊以上になることでした。点字は続けて打つと読みづらくなるし、あまり小さくても指先で読めないから適当な大きさと間隔を空けないといけないから、そうなってしまうのです。その他にも点字の絵本-市販の絵本に透明の点字のシートが貼ってあるもの(初期のころのもの)やさわる点字絵本-などもありました。
ボランティアさんに本(持ち込み可)や郵便物などを代読、代筆をしてもらえるサービスがあり、情報ステーション内の個室でサービスを受けられます。

9月14日は主に点字を打つことについて学びました。「T・エディタ」というソフトは無料でダウンロードができ、wordソフトのように点字を書くことができます。点字は下のように2列3行の構成で、番号がついています。
  ①④
  ②⑤
  ③⑥
キーボードで打ち込むのは、①→F ②→D ③→S ④→J ⑤→K ⑥→Lという決まりがあります。
       
やり方は頭でわかっていても、同時に打つことなどとてもむずかしく、時間をかけて練習しましたが、なかなか長い文章はつくれませんでした。京都ライトハウスの点訳ボランティアさんにも、キーボードに番号のシールを貼っていらっしゃる方がいるそうです。




その他、対話の手段として、「T・エディタ」のキーボードで打つ動作を、お互いの手(指)に対してする「指点字」があるそうです。これは両手の人差し指、中指、薬指に同じ要領で触れる(たたく)やり方です。





9月15日の最終日は、視覚障害者の手引きを生徒同士で実践し体験しました。細い道で手引きをするのは難しいですが、一番大事なのが声かけです。「ここで右に曲がります」など、タイミングなど考えてやらなければいけませんでした。階段の手引きでは、できれば手すりをもたせてあげるのがよいし、段と踊り場も声かけでおしえてあげないといけなくて、難しいです。椅子に座らせてあげる時は、椅子の背もたれをさわらせるとよいそうです。
最難関はお手洗いへの手引きでした。男性(異性)のかたへの手引きは今回はやらなかったのですが、女性の手引きでも細かい説明は難しいです。構造なども説明したらよいということで、器具をさわらせて説明しました。男性への手引きでも、視覚障害の方は説明したら来たところをそのまま帰って来ることができるそうです。
どの手引きでも、目をつむって手引きされる役より(いつも使っている校舎だからかもしれないけど)、手引きする役のほうが怖さを感じました。襟川先生曰く、視覚障害者の方は手引きされるほうも慣れている方も多いからそんなにびくびくしなくても大丈夫とのことです。

おわりに、この集中講義は5限×3日(半期15コマ分を3日)でとてもハードスケジュールだったので、3日目にはみな疲れが見えていたし、図書館には直接関係ないことも勉強しているように思うときもありましたが、図書館に携わる仕事をするために勉強をするにあたって、利用者はみな平等であるという図書館の公平利用の理念のもとでサービスを実現するためには、様々な勉強が必要なのだと思いました。

報告:人間文化学科2年次生 MY
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 13:23Comments(0)図書館司書資格授業紹介

2017年10月03日

卒論がんばってます


私のところの、4年生卒論ゼミは、
毎週集まって、進捗状況を確かめたり、
情報交換をしたりしています。



集まって話すと、
ワードのフォーマットの設定が、
不安だとか、細かい話がでてきます。

そんなときは、
すでに試してみた学生が、
こんなふうにするんだと、
伝えたりします。


グループで集まると、
わからないことのヒントを得ることもあり、
いいこともあるようです。


報告;長沼光彦  
タグ :卒業論文


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:41Comments(0)授業紹介

2017年10月02日

やる気はどこから


テレビのCMで、
やる気を出すボタンを押してあげますよ、
という、塾のCMがあります。



少し考えると、不思議な気もします。

勉強の仕方を教えるのではなく、
やる気を出してもらうことが、
塾の仕事だというのです。


このような提案は、
アクティブラーニングの考え方と、
似ています。



内容も大切ですが、
まずは、勉強をしようという気持ちを高め、
能動的な態度へと導くのが、
アクティブラーニングです。


もっとも、ボタンをぐいーと押すように、
強引に働きかけても、
やる気が出るわけでもないので、
なかなか難しいところです。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:57Comments(0)日記アクティブラーニング