2021年05月04日

オマーンの方とのオンライン交流(その2)


こんにちは。
私は去年の12月に、アラビア語講義の一環で、
zoomの交流に参加しました。あれから月日が
経過しましたが、皆さん元気でお過ごしでしょうか。

オマーンの方とのオンライン交流(その2)

私は3月に大学を卒業し、将来看護師になりたいと
いう夢を叶えるために、4月からは看護学生として生活しています。
少し変わった経歴かもしれませんが、私は元々英語圏が
主専攻の学生であり、イギリスにも留学しました。
そこで出会った友人たちと交流するうちに中東文化独特の
エキゾチックさやアラビア語の面白さに魅了され、
本格的に勉強したいと思うようになり、帰国後は
学内の講義にてアラビア語の講義を履修し始めました。
実は今でも右から左に書くことや母音記号なしで読むことに
苦戦していますが、習い始めの頃より少しばかりは
よくなったといったところでしょうか。

オマーンの方とのオンライン交流(その2)

講義が始まり少し慣れたところで講義内でzoomによる
交流の案内が届きました。日本では英語以上にアラビア語を
活用する機会が少なく、少しでも実践したい私にとって
本当に嬉しいイベントでした。
交流のお相手はGerman University of Technology in Oman (GUtech)
のJapan Clubに所属する3名のオマーン女性でした。

オマーンの方とのオンライン交流(その2)

実際にお話ししてみて皆さんが想像以上に日本語が
お上手だったのがとても印象に残っています。
日本語のネイティブスピーカーとして、皆さんがきっと
この日の為に準備していたのだろうなと考えると
とても嬉しかったと同時に、私自身のアラビア語の出来なさに
恥ずかしさや反省した瞬間でもありました。

オマーンの方とのオンライン交流(その2)

その他にも言語を学ぶ上で困難があると言うことに
とても共感しました。私は発音にかなり苦労しているのですが、
皆さんも漢字の読み方に苦労していらっしゃるとわかりました。
言語は生きているから生涯学習であり、ゴールはないと再認識しました。
こうしてお互いの大変さを分かち合うことができたのは、
言語学習をする中での最大の壁を乗り越えるための
モチベーションとなり、良い機会でした。
オマーンと日本はとても離れていますが、
お互いの言語や文化に興味がある者同士が
こうして交流できたことに本当に感謝しています。

オマーンの方とのオンライン交流(その2)

約3年後に国家試験を迎えるので看護の勉強も
欠かせませんが、アラビア語の勉強もこれからも継続して
将来マルチリンガルなナースプラクティショナーになることが
今の私の最大の目標です。
この機会だけではなく、今後も交流を通して
双方の言語・文化交換に興味を持つ人が増え活動が
活発になったらいいなと願い、私のメッセージはここまでとします。
皆さま、今後も健康に気をつけてお過ごしください!
Ramadan Kareem!

S. F.  京都ノートルダム女子大学2021年度「アラビア語」受講者


同じカテゴリー(国際文化領域(多文化理解))の記事画像
オマーンの方とのオンライン交流(その3)
オマーンの方とのオンライン交流(その1)
東アジア文化交渉学学会での活動
アラビア語によるオンライン学会での発表  鷲見朗子
北京での研究発表
マレーシアで研究発表をしました
同じカテゴリー(国際文化領域(多文化理解))の記事
 オマーンの方とのオンライン交流(その3) (2021-05-04 11:30)
 オマーンの方とのオンライン交流(その1) (2021-05-04 11:28)
 東アジア文化交渉学学会での活動 (2021-02-03 16:22)
 アラビア語によるオンライン学会での発表 鷲見朗子 (2021-01-08 13:41)
 北京での研究発表 (2019-12-25 01:27)
 マレーシアで研究発表をしました (2019-12-20 11:38)

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 11:29 │Comments(0)国際文化領域(多文化理解)アラビア語

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。