2018年01月05日

「経験をリセットする」続き 文化と歴史


文化を歴史的に見ると、
前代の常識を、くつがえすことの、
繰り返しとも言えます。



たとえば、日本の明治文学で、
浪漫主義の次に、自然主義が現れた、
というふうに、文学史で習ったりします。


そこで、用語を丸暗記するのではなく、
前代の何を、くつがえそうとしたのか、
と考えてみると良いと思います。


自然主義は、
人間の内面を重視した浪漫主義に対し、
科学的な客観性で、
人間を捉えようとしたのです。


ただし、後に現れたものが、
正しいというわけではありません。

日本の浪漫主義は、
江戸時代までの封建的な考え方に対し、
心の表現の自由を、
重んじようとしたものです。


それぞれの主張には、
何らかの根拠があり、
どちらが優れているという、
わけではないのです。


(ちなみに、明治や大正の人たちの中では、
江戸時代を、封建的とくくる例が、
よく見られるのですが、
江戸時代は、単純に封建的という言葉で、
その特長を説明できるわけではありません。)


そういう主張の移り変わりとして、
文化の歴史を見てみるのも、
おもしろいと思います。


報告:長沼光彦


タグ :文化史

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Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:21 │Comments(0)日記日本語日本文化領域

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