2017年06月06日

ワークショップでコミュニケーションをする

日本語コミュニケーションⅠでは、
ワークショップを通じて、
コミュニケーションの方法を学んでいます。
ワークショップでコミュニケーションをする


近年では、企業でも、
組織を円滑に運営し、
よりよい人間関係を構築する、
きっかけとして、
ワークショップを採り入れています。

そのようなワークショップを提供している、
ファシリテーターの方から、
教えていただいた方法を、
日本語コミュニケーションで、
使わせてもらう場合もあります。

今回のワークショップは、
そのひとつです。
(受講生によって、内容は少しずつ変わるので、
元のスタイルから、いくぶんアレンジされています。)
ワークショップでコミュニケーションをする


まずは、受講生の皆さんに、
一人ずつ、自分の、過去・現在・未来を表す、
漢字をそれぞれ書いてもらいます。

これは、自己表現であると同時に、
他の人に、自分をプレゼンする方法の、
実践でもあります。

4人でグループをつくり、
書いた漢字をもとに、
お互いに、自己紹介してもらいます。

横で聞かせてもらうと、
なかなか面白い漢字を選んでいる人がいます。

自分の未来は、まだわからないから、
「無」です。
自分の過去は、まだ目覚めていない感じだったので、
「眠」です。

面白い表現があると、
グループが盛り上がりますね。
ワークショップでコミュニケーションをする



さて、次は、4人のグループのメンバーが、
それぞれひとつ漢字を選んでもらいます。
そして、四字熟語を作ります。

その四字熟語を理念として、
4人でグループ、団体を立ち上げてもらいます。
そして、その活動内容を、
他の受講生にプレゼンすることにします。
ワークショップでコミュニケーションをする


今度は、グループで共同作業をすることで、
一緒にアイデアを出し、まとめる練習をするわけです。

こういうワークショップは、
参加するご本人たちが、
「面白い」と思わないと、
あまり有益ではありません。

今日、紹介した方法も、
同じようにしたとしても、
別のメンバーであれば、
あまり効果を生まない場合もあります。
ワークショップでコミュニケーションをする


幸い、日本語コミュニケーションの受講生の皆さんは、
積極的に楽しんでくれました。

立ち上げた団体も、
エンターテイメントを提供する会社から、
頑張る人を応援するNPO、
AKBに負けないアイドルグループまで、
それぞれ個性があって、
面白いものでした。

教室も、笑いと拍手で、
盛り上がりました。


報告:長沼光彦






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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 22:41 │Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

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