2017年04月25日
作業して話し合いをして読む 国文学概論
今年の国文学概論は、
太宰治「走れメロス」を読むところから、
はじめました。
小説を「読む」とは、どういうことか、
考えてみよう、というテーマです。
まずは、それぞれ、
メロスという人物を、
よく表している表現を、
抜き出してもらいました。
次に、これを付箋に書き出し、
4~5人のグループで、
模造紙に貼って、
お互いに見比べてもらいました。
それぞれ同じところを、
挙げている場合もあれば、
違うところを、
挙げている場合もあります。
まずは、この違いを考えてみてほしいのです。
小説の読み方が人によって異なるのは、
注目するポイントが人それぞれだからです。
人は、それぞれ、経験や知識が異なります。
その異なる経験や知識をもとに、
小説を読むわけですから、
読み方が異なるのは、当然です。
こういう読み方の違いが出てくるのは、
悪いことではありません。
違いが出てくる理由に、
注目することで、
むしろ、「読む」際に、
読む人、読者の役割が、
大きいことに気づいてほしいのです。
小説は、作者が作った作品です。
しかし、読むときは、
読者が主体なのです。
報告:長沼光彦
特別講義「2年次生から考える自分の未来」が開催されました
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