2017年03月18日

本当に選ぶべきもの 卒業式 聖体賛美と祝福式のことば


卒業式の、聖体賛美と祝福式では、
ルカによる福音(9章22~27節)が朗読されました。
本当に選ぶべきもの 卒業式 聖体賛美と祝福式のことば


 そのとき、イエスは弟子たちを戒め、
 次のように言われた。
 「人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、
 律法学者たちから排斥されて殺され、
 三日目に復活することになっている。」
 それから、イエスは皆に言われた。
 「わたしについて来たい者は、
 自分を捨て、日々、自分の十字架を背負って、
 わたしに従いなさい。
 自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、
 わたしのために命を失う者は、それを救うのである。
 人は、たとえ全世界を手に入れても、
 自分の身を滅ぼしたり、失ったりしては、
 なんの得があろうか。
 わたしとわたしの言葉を恥じる者は、人の子も、
 自分と父と聖なる天使たちとの栄光に輝いて来るときに、
 その者を恥じる。
 確かに言っておく。
 ここに一緒にいる人々の中には、
 神の国を見るまでには決して死なない者がいる。」

これをふまえ、大塚喜直司教は、
次のような話をされました。

現代は、勝ち負けを決める時代で、
尊重と助け合いの精神が、
見失われることがあります・

しかし、そこで、正しいことを選択していくことが、
必要でしょう。

先のキリストの言葉も、
目先の利害に囚われて、
自分の命、本当の生き方を捨てている者への、
警告ということです。


私たちは、目先にあること、
あるいは、成り行きにまかせて、
理想、信念をないがしろにすることが、
ままあります。

そんなことをしても、幸せになれない、
聖書の言葉は、
そんなことを教えてくれます。


報告:長沼光彦



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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 16:59 │Comments(0)日記カトリック教育

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