2016年11月04日

映画は世界の入り口 京都で映画を観る

最近、外国映画を観る人が、
減ってきているそうです。

といいますか、映画を観た人の割合で、
日本映画を観る人の割合の方が、
高くなったのだそうです。
(一般社団法人日本映画制作者連盟HP)

映画は世界の入り口 京都で映画を観る
(写真は、四条烏丸の、
京都シネマのあるcocon烏丸です。)


学生の皆さんの中には、
外国映画は観ない、
という人もいます。

(共通教育の「日本文学」という授業で、
文学の表現の特徴を考えるため、
映画の表現と比較していました。)


まったく観ないというのは、
少しもったいない気がします。

外国映画は、世界と出会う、窓口です。
映画は世界の入り口 京都で映画を観る


よその国は、それぞれ独自の文化を持っています。
映画にも、その特徴が現れています。

日常的な場面では、こんなのを食べるんだ、
とか、思ったりします。

また、日本では見ることができない、
独特の風景や建物に出会うこともあります。

もちろん、行くことができるなら、
現地に行った方がいいのですが、
その国の雰囲気は伝わります。
映画は世界の入り口 京都で映画を観る


「ブルックリン」という映画は、
1950年頃の、アメリカ、ニューヨークの、
アイルランド移民の生活を描いています。
(京都シネマで、上映していました。)

地元に仕事を見つけられなかった女性が、
ニューヨークに仕事をするため、
大西洋を渡ります。

そのとまどいや、緊張、ホームシックが、
映画で描かれます。

あらためて、アメリカが移民社会だということが、
わかります。
映画は世界の入り口 京都で映画を観る


また、主人公の恋や生活設計が描かれ、
そのあたりは、どの国の人間が見ても、
感情移入ができるところです。

外国映画は、誰もが感じる感情を通して、
よその国の文化を知ることができるところが、
面白いのだと思います。

報告:長沼光彦



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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 20:25 │Comments(0)日記日本語日本文化領域国際文化領域(多文化理解)

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