2016年08月30日

資料で発見すること

ここのところ、
教員学生の研究の話をしています。
資料で発見すること


私の研究分野、
日本の近現代文学の研究の場合、
とにかく、テキストを読みます。

詩や小説など、
作品を読むのも大切なのですが、
雑誌や新聞に掲載された、
文学関連の記事を、
読んでいきます。
資料で発見すること


そうすると、
自分が調べている作家について、
予想しなかった人が、
コメントしていたりします。

知らなかった人との関係や、
議論の文脈が見えてきます。


有名な作家だと、
すでに研究者が指摘している場合が多いのですが、
たまに、見逃されている、
人間関係や文脈もあったりします。
資料で発見すること


そういうものは「発見」といって良いでしょう。

同じ資料でも、
見方によって、
気づくところが変わってきます。

「発見」につながる、
独自の見方をみつけるところが、
研究の面白味だと思います。

報告:長沼光彦






タグ :研究資料

同じカテゴリー(日本語日本文化領域)の記事画像
教職実践演習の授業から  ―漢文を読み解くおもしろさ
堀勝博教授最終講義写真館
深泥池・上賀茂フィールドワーク2  (令和2年12月)
深泥池・上賀茂フィールドワーク1  (令和2年12月)
お出汁の うね乃  ワークショップ体験(令和2年11月)
KBS京都 海平和アナウンサーとのトーク
同じカテゴリー(日本語日本文化領域)の記事
 教職実践演習の授業から  ―漢文を読み解くおもしろさ (2021-02-23 22:22)
 堀勝博教授最終講義写真館 (2021-02-05 12:13)
 君をばましてをしとこそおもへ ー堀勝博教授最終講義ー (2021-02-05 12:09)
 深泥池・上賀茂フィールドワーク2  (令和2年12月) (2021-01-24 17:00)
 深泥池・上賀茂フィールドワーク1  (令和2年12月) (2021-01-23 18:10)
 お出汁の うね乃  ワークショップ体験(令和2年11月) (2021-01-16 23:28)

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 18:21 │Comments(0)日本語日本文化領域教員の研究活動

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。