2016年04月21日

ホスピタリティ京都がはじまりました  ゲスト講師 吉澤健吉先生

本学の特色ある授業、
ホスピタリティ京都が、
先週よりはじまりました。
ホスピタリティ京都がはじまりました  ゲスト講師 吉澤健吉先生

(人間文化だけでなく、
大学全体で提供される授業です。)


ホスピタリティ京都は、
おもてなしを主題に、
京都の伝統文化に関わる方や、
老舗を営む方をお迎えして、
話をうかがう授業です。


先週、私が概論をお話し、
今週より、ゲストのお話をうかがいます。
ホスピタリティ京都がはじまりました  ゲスト講師 吉澤健吉先生



ゲストお一人目は、
京都産業大学教授、吉澤健吉先生です。
ホスピタリティ京都がはじまりました  ゲスト講師 吉澤健吉先生

吉澤先生は、大学教授に就任される以前は、
京都新聞に勤めて、
京都の文化人を取材し、
交流を深めてきました。

現在、本学の理事を務めており、
そのご縁で、
ホスピタリティ京都のゲストを紹介していただき、
講義もしていただいています。



今回は、「未完の美 余白の美」の題で、
永年、ご自身が経験されてきた、
京都文化の特徴を話していただきました。
ホスピタリティ京都がはじまりました  ゲスト講師 吉澤健吉先生

日本画が余白の美を重んじるように、
京都の人は、余情、余韻を楽しむ。
コミュニケーションでも、
はっきりと言わないことを好む、
という話です。


美術や茶器など日本の伝統文化の他に、
Mr.Children「Gift」の歌詞の紹介がありました。

白と黒とのあいだに、
無限の色が広がる、
というその歌詞に、
日本人の美意識が表れている、
という話でした。


学生に身近な話題もあり、
楽しく、興味深く聞くことができたと、
感想が戻ってきました。
ホスピタリティ京都がはじまりました  ゲスト講師 吉澤健吉先生

これを機会に、
京都の伝統文化、
また、コミュニケーションの仕方に、
興味を持ってもらえると、良いですね。

報告:長沼光彦



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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00 │Comments(0)授業紹介京都

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