2016年04月20日

自己紹介の仕方を考えてみました 日本語コミュニケーションⅠ


日本語コミュニケーションⅠは、
大学生や社会人に必要な、
表現力、コミュニケーション力を、
身につける授業です。
自己紹介の仕方を考えてみました 日本語コミュニケーションⅠ


今回は、自己紹介の仕方を、
考えてもらいました。

自己紹介といっても、
何を話していいかわからない、
という方もいると思います。

そこで、まずは、
自分について説明する、
アイデアの出し方を、
試してもらいました。
自己紹介の仕方を考えてみました 日本語コミュニケーションⅠ


試したのは、
フィンランドの教育現場で、
用いられている、カルタ、という方法です。

(北川達夫『図解 フィンランド・メソッド入門』経済界、
を参照ください。)

(同様の方法で、マインドマップというものもあります。)
自己紹介の仕方を考えてみました 日本語コミュニケーションⅠ


大きめの紙を用意して、
中央にテーマを書き、
丸く線で囲みます。
今回は、「私」ですね。


そして、「私」について、
連想される単語を、
線を引いて、丸を囲んで、
どんどん書いていきます。


いきなり書くのは難しいので、
3つの観点から書きます。

「それは何?」
人間なら、名前、家族関係、職名、
などでしょうか。
家族にとっては、娘でも、
学校では、学生という風に、
場所によって呼び名は変わりますね。

「それは何をする?」
人間なら、行動パターン、仕事ですること、趣味、
などですね。
同じ学生さんでも、学部学科によって、
勉強する容は違います。

「それはどんなもの?」
外見とか特徴ですね。
個人ならば、髪の毛は長いとか短いとか、
どんなファッションが好みとか、
言っても良いでしょう。
自己紹介の仕方を考えてみました 日本語コミュニケーションⅠ


書き始めは、この3つの観点ですが、
そこから先は、連想されることは、
どんどん線を引っ張って書いていきます。



このように、連想していくと、
わりと、いろいろと紹介することが出てきます。

音楽が好きといっても、
どんな音楽が好きなのか。
Jポップなら、どんな歌い手が好きなのか。
より細かい話に広げていくのも、
良いですね。


いきなり、自分を紹介してくだい、
と言われても、
何から話してよいか、思いつかないものです。

その前に、こんなふうに、
メモを書いてみると、
連想が広がり、
いろいろと思いつくものです。
自己紹介の仕方を考えてみました 日本語コミュニケーションⅠ


今回は、自己紹介といいながら、
アイデアを広げる方法を、
試してみたのでした。

報告:長沼光彦



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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00 │Comments(0)授業紹介

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