2016年02月25日

USJでフィールドワーク 2

2月初旬、
USJフィールドワーク話の続きです。

さて、開場時間に合わせて、
USJに着いた一行です。

迷子にならないように付いてきてください、
と学生に言われました。
そして、ハリーポッターゾーンに向い、
ずんずん歩きます。
USJでフィールドワーク 2

途中で、着飾ったスタッフの人や、
ウッドペッカーがいたりしますが、
ずんずん進みます。


さあ、入るぞと思ったら、
整理券をもらわなければいけないとのこと。
メンバー全員のチケットを持って、
一人の学生が予約をとりにいきます。

先生は待ってる間に、
向いのジョーズに乗ってきてください、
といわれました。
USJでフィールドワーク 2

ジョーズはあまり混んでいないので、
待ち時間のあいだに帰って来れます、とのこと。
本日、私はゲスト扱いです。


皆さんご存じかと思いますが、
USJは、映画のような体験ができる、
テーマパークです。

コンピュータグラフィックを使った、
モニターやゴーグルから覗く、
バーチャルリアリティとは異なり、
エリアの中に作り上げた映画セットの中に、
入り込んでいく形です。


ジョーズは、本場のユニバーサルスタジオに、
初めからある、アトラクションです。
船で進んで行くと、
ジョーズに襲われてしまう、という展開。

(写真は、入場を待つゾーンです。
アトラクションの最中は、写真を撮れません。)
USJでフィールドワーク 2

案内役の船長さんが、
元気なトークで盛り上げてくれます。

初期のアトラクションは、
ジョーズのように、人間の役割が、
大きいのですね。


私は、こういう昔ながらの、
アトラクションも好きです。
船長さんがお客さんとやりとりすることで、
アトラクションの世界に引き込んでいくわけです。

こういう演技も、体験型アトラクションの、
バーチャル体験を創り出す、
大切な要素です。

学生の中には、
こういう仕事をしてみたい、
という人もいます。
文化研究としても、
なかなか面白いテーマです。
(テーマパークで論文を書く学生もいます。)

(人を引き込む、という話は、
いつもお話している、
アクティブラーニングとも通じることだと思います。)


サメが出たり、爆発があったり、
スペクタルが展開します。

寒い日だったので、
爆発で暖まったなどと、
わいわい言いながら、
船に乗っていきます。


船長さんがアミティという町の名前を口にしますが、
よく考えると、皆さんご存じでしょうか。
映画でジョーズが現れるのが、
アミティなんですね。

アトラクションでバーチャルな体験をするためには、
映画をよく観て知っていることも、必要です。
映画の記憶を思い起こしながら、
体験した方がおもしろいですよね。

ジョーズはずいぶん昔の映画なので、
来場してる人は観たことあるのかな、
と思ったのでした。
(待ち時間のところのデコレーションも、
映画を観ていた方が、楽しめます。)


さて、ジョーズのアトラクションが終わって出てくると、
ぶら下げられたサメの前で、
記念写真を撮るべく、列ができていました。
USJでフィールドワーク 2

USJには、記念写真スポットがいくつかあり、
ジョーズのサメも、そのひとつ。
開いた口の間に、頭を突っ込んで撮るのが、
オーソドックスなポーズです。

中国や韓国からの観光客も多く、
アメリカまで行かなくとも、
ユニバーサルスタジオに行けるのが、
魅力のようです。


ハリーポッターになかなか行きませんが、
話が長くなったので、本日はここまでにいたします。


報告:長沼光彦








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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 23:36 │Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域京都フィールドワーク

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