2015年09月17日

マレーシアでの貴重な体験・・

9月3日のブログに、

 マレーシアでの学会で研究発表と基調講演をします!
 http://notredameningen.kyo2.jp/e472916.html
 
と書いたように、先週、マレーシアで研究発表と基調講演をしてきました。

まずは、共同研究の代表としての研究発表の報告から。

CSCEET2015 での研究発表は、分科会での発表で、発表の内容に関する研究者同志の情報交換で、盛り上がりました。

私たちの「開発したシミュレータを使った実践授業」の研究報告に対しての主な質問は、

 「環境(シミュレータ)の開発にはどれくらいの工数や費用がかかったか?」 と

 「私もプログラミング教育をやっているのだけど、ループとか変数とか、教えれば教えるほど、学生はプログラムは自分にとって苦手だってことを実感してしまう。そのあたりについての工夫は」

で、どちらも私たちの研究グループの試みを、さらにアピールできる返答ができて、いい感じの質問タイムとなりました。(英語で答えないといけないので、意地悪な質問がきたら嫌だなぁと思っていたので、ホッとしました。)

使ったスライドや、発表論文を、以下のページに置きましたので、詳しくはそちらを見てください。 

  LilyPad研究会活動報告 CSCEET2015
  http://lilypad.pen.jp/?&AxJ0_ajr
  論文PDF


次に、ワクワク・ドキドキの大教室(Auditorium)での、WCET 開会式直後に実施した、1時間の基調講演についてです。

アジアからの人が多かったですが、オーストラリアやヨーロッパからも集まった、合計100人ぐらいの人が聞かれている中でプレゼンテーションをしました。

エプロンコンピュータの実演も交えて楽しく、そして有意義な情報提供もできるように工夫した内容を、分かりやすく伝えたつもりです。

日本語の「カワイイ」の話題を話し出した時に、会場がわいていたので、「この中で、Kawaii という言葉をすでに知っていた方は?」と聞いてみると、半分近くの方が手を挙げてくれました。

講演が終わった時に、インドネシアやインドからの女性研究者の方が、握手を求めて集まって下さり、いっしょに記念撮影もしました。

マレーシアでの貴重な体験・・


話している時の様子は、こんな感じ。以下の写真は、マレーシアに行く直前に手作りした、二つを近づけるとLEDが点灯するしくみを持つマスコット(外敵が近づくと光るホタルイカ)の紹介をしているところです。



ホタルイカには興味を持った聴衆も多かったようで、講演が終わった後に前まで写真を撮りに来られる方がおられました。

マレーシアでの貴重な体験・・

基調講演をしたので、記念品もいただきました。

私の写真が印刷されたマグカップ(恥ずかしい・・)と、会場となったAPU(Asia Pacific University of Technology & Innovation)の素敵な立体的な壁飾りでした。

マレーシアでの貴重な体験・・

基調講演についても、セリフ付の講演スライドや概要などを、以下のページに置きましたので、こちらもご覧ください。

    LilyPad研究会活動報告 WCET2015
    http://lilypad.pen.jp/?&_hdeIsEm


最終日には、研究者たちとバスで情報交換しながらの遠足があり、モスクを訪れることもできました。

マレーシアでの貴重な体験・・

マレーシアでの貴重な体験・・


バスの中や観光中には、私たちの研究発表や基調講演に興味を持って下さった方々が、あちらから話しかけて下さるので、嬉しい気持ちで楽しい時間を過ごすことができました。そして会議の終了後は、再会を約束してそれぞれの国への帰途につきました。

報告:吉田智子

追記:

すべての発表を終えた後の夜には、クアラルンプールの中心地に出て、ツインタワーからの夜景を楽しんだりもできました。

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今回の出張に関してお世話になった多くの方々に、感謝しています。ありがとうございました。
マレーシアでの貴重な体験・・

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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 08:00 │Comments(0)国際文化領域(多文化理解)情報関連の資格や活動

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