2015年09月11日
香港日本語教育実習レポート 游嘉莉(ユウ カリ)さん〔香港出身留学生〕
教育実習日誌より
実習を始めるにあたって
一年前、日本語教員になるために、京都ノートルダム女子大学3年次に編入学しました。教授力や文法の知識を高め、外国人に日本語を教えることができるように、さまざまな講義や実習科目を受講しました。
今年、香港の自分の母校(香港中文大学専業進修学院)で実習をすることができるのは、自分にとって大きな意味をもっています。なぜなら、日本語教師になりたいと思ったきっかけは、母校の飯田由美先生の授業を受けて、飯田先生のようなすばらしい先生になりたいと思ったからです。
8月21日
10時半に香港中文大学専業進修学院の東海ビルに集合し、先生方にご挨拶をしました。その後、教室設備の使い方などを教えていただきました。飯田先生と会ってお話するのは、2年ぶりで、お目にかかれてとても嬉しかったです。
1時に、YMCAの方が、貸し切りバスで、烏渓沙にあるキャンプ村に連れて行って下さり、いろいろ見学して勉強になりました。インターンで来港し、売店で働いていたドイツ人の男の子と交流ができて楽しかったです。
その後、ホテルに帰って、明日のYMCAでのプレゼンを英語に訳し、パワーポイントを作りました。
8月27日
朝9時半にEOCに集合しました。まだ完成していないパワーポイントを、先生のアドバイスももらって修正しました。複合動詞の授業でしたが、一方的な説明ではなく、もう少し学生に話す機会を与えたほうがよいと言われました。
朝の1限、午後の3限は、石田さんの授業を見学しました。仮定表現の授業で、「~たら」「~なら」を教えていました。私も、以前「~なら」の発表をしたのですが、とても時間がかかってしまいました。仮定表現はやさしそうに見えるが、思ったより複雑なので、「~たら」と「~なら」を一緒に教えるのはとても難しいだろうなと思いました。石田さんのパワーポイントは、見やすく、説明もとてもわかりやすかったです。学生に例文を作ってもらって、会話もたくさんできて、とてもよかったです。
私は、2限と4限で、複合動詞を教えました。複合動詞も思ったより複雑で、学生たちも難しいと言っていました。会話練習を入れたかったのですが、難しい単語が多かったので、入れませんでした。もっと学生との交流をしながら授業をすることが課題です。
実習を終えて
8月から実習の準備をして、担当する授業の量が多く、何日も徹夜して、指導案とパワーポイントを作りました。その大変さに、何度もやめたい気持ちになりましたが、何とか我慢して、香港に出発する前に、一応全部の教材を準備しました。
実習が始まったら、毎日早起きして、見学に行ったり、授業をしに行ったりしましたが、大変でした。私は、実家が香港なので、ホテルに泊まっていませんが、毎晩遅くまでみんなが泊まるホテルで相談しましたので、あまり寝られてなくて、つらかったです。
しかし、実習の授業はあっという間に終わり、寂しい気持ちです。来る前はイヤだと言ってましたが、本当にこの実習に参加してよかったです。こういう経験は二度とないと思うので、みんなで協力して、一生懸命準備をして、授業をしました。香港人なのに、全部日本語で授業をすることも、とても珍しいことだと思います。
以前、人の前に立って授業をした経験があるので、緊張はなかったつもりですが、実際に授業をしたら、緊張していると言われて、驚きました。確かに手が震えてしまいました。3日目くらいにはもう慣れて、震えませんでした。
教材作りは苦労しました。この教材はだいじょうぶか、内容やレベルが適切か、いつも心配で、パワーポイントを何度も修正しました。
この実習の経験を活かして、将来の仕事に役立てたいと思います。人前で話しても、緊張せず堂々とプレゼンをすることができると思います。この大変な試練を乗り越えたので、もうどんな困難でも打ち勝てると思います。
実習を始めるにあたって
一年前、日本語教員になるために、京都ノートルダム女子大学3年次に編入学しました。教授力や文法の知識を高め、外国人に日本語を教えることができるように、さまざまな講義や実習科目を受講しました。
今年、香港の自分の母校(香港中文大学専業進修学院)で実習をすることができるのは、自分にとって大きな意味をもっています。なぜなら、日本語教師になりたいと思ったきっかけは、母校の飯田由美先生の授業を受けて、飯田先生のようなすばらしい先生になりたいと思ったからです。
8月21日
10時半に香港中文大学専業進修学院の東海ビルに集合し、先生方にご挨拶をしました。その後、教室設備の使い方などを教えていただきました。飯田先生と会ってお話するのは、2年ぶりで、お目にかかれてとても嬉しかったです。
1時に、YMCAの方が、貸し切りバスで、烏渓沙にあるキャンプ村に連れて行って下さり、いろいろ見学して勉強になりました。インターンで来港し、売店で働いていたドイツ人の男の子と交流ができて楽しかったです。
その後、ホテルに帰って、明日のYMCAでのプレゼンを英語に訳し、パワーポイントを作りました。
8月27日
朝9時半にEOCに集合しました。まだ完成していないパワーポイントを、先生のアドバイスももらって修正しました。複合動詞の授業でしたが、一方的な説明ではなく、もう少し学生に話す機会を与えたほうがよいと言われました。
朝の1限、午後の3限は、石田さんの授業を見学しました。仮定表現の授業で、「~たら」「~なら」を教えていました。私も、以前「~なら」の発表をしたのですが、とても時間がかかってしまいました。仮定表現はやさしそうに見えるが、思ったより複雑なので、「~たら」と「~なら」を一緒に教えるのはとても難しいだろうなと思いました。石田さんのパワーポイントは、見やすく、説明もとてもわかりやすかったです。学生に例文を作ってもらって、会話もたくさんできて、とてもよかったです。
私は、2限と4限で、複合動詞を教えました。複合動詞も思ったより複雑で、学生たちも難しいと言っていました。会話練習を入れたかったのですが、難しい単語が多かったので、入れませんでした。もっと学生との交流をしながら授業をすることが課題です。
実習を終えて
8月から実習の準備をして、担当する授業の量が多く、何日も徹夜して、指導案とパワーポイントを作りました。その大変さに、何度もやめたい気持ちになりましたが、何とか我慢して、香港に出発する前に、一応全部の教材を準備しました。
実習が始まったら、毎日早起きして、見学に行ったり、授業をしに行ったりしましたが、大変でした。私は、実家が香港なので、ホテルに泊まっていませんが、毎晩遅くまでみんなが泊まるホテルで相談しましたので、あまり寝られてなくて、つらかったです。
しかし、実習の授業はあっという間に終わり、寂しい気持ちです。来る前はイヤだと言ってましたが、本当にこの実習に参加してよかったです。こういう経験は二度とないと思うので、みんなで協力して、一生懸命準備をして、授業をしました。香港人なのに、全部日本語で授業をすることも、とても珍しいことだと思います。
以前、人の前に立って授業をした経験があるので、緊張はなかったつもりですが、実際に授業をしたら、緊張していると言われて、驚きました。確かに手が震えてしまいました。3日目くらいにはもう慣れて、震えませんでした。
教材作りは苦労しました。この教材はだいじょうぶか、内容やレベルが適切か、いつも心配で、パワーポイントを何度も修正しました。
この実習の経験を活かして、将来の仕事に役立てたいと思います。人前で話しても、緊張せず堂々とプレゼンをすることができると思います。この大変な試練を乗り越えたので、もうどんな困難でも打ち勝てると思います。
日本語教育実習Ⅲ(香港実習) レポート 〈続〉 越智瀬莉香
日本語教育実習Ⅲ(香港実習) レポート 越智瀬莉香
日本語教育実習Ⅲ(香港実習) レポート 福島明星(ふくしま あかり)
日本語教育実習Ⅲ(香港実習) レポート 松本若菜
ブラジルから ―海外ボランティア日本語教師・近藤ゆみさん
前期授業から ―京都工芸繊維大学での日本語教育実習
日本語教育実習Ⅲ(香港実習) レポート 越智瀬莉香
日本語教育実習Ⅲ(香港実習) レポート 福島明星(ふくしま あかり)
日本語教育実習Ⅲ(香港実習) レポート 松本若菜
ブラジルから ―海外ボランティア日本語教師・近藤ゆみさん
前期授業から ―京都工芸繊維大学での日本語教育実習
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。