2015年07月04日

嵐山フィールドワーク その弐

さて嵐山フィールドワークですが、
嵐電嵐山駅を出て、
北に向かいます。
京都らしいイメージの、
天龍寺の北川、竹林の道を通るためです。
嵐山フィールドワーク その弐

歩くのは、渡月橋から北へと続く、
お土産屋さんや飲食店の並ぶ長辻通りです。
嵐山フィールドワーク その弐

お店を眺めて歩くのも、
なかなか楽しく、
湯葉ソフトの店や、煎餅屋さん、うなぎ屋さん、
などいろいろです。
嵐山フィールドワーク その弐

今回は天龍寺には立ち寄りませんでしたが、
門の近くのお池をのぞくと、蓮の花が咲いていました。
泥の中から咲きながら清らかさを保つ蓮の花は、
仏の教えにかなうものとされています。
嵐山フィールドワーク その弐
嵐山フィールドワーク その弐
世界遺産に登録される天龍寺の開山は、
夢窓疎石(むそうそせき)です。
禅僧であり、中世日本の庭園設計者としても知られます。
京都のお庭を散策する際には、
知っておきたい名前です。

天龍寺の北、竹林の道を通っていくと、
野宮神社(ののみやじんじゃ)が見えてきます。
嵐山フィールドワーク その弐
嵐山フィールドワーク その弐
6月27日に訪れたので、
夏越の祓(なごしのはらえ)の、
茅の輪(ちのわ)が鳥居にしつらえてありました。

近年は縁結びで知られるようですが、
本来は、斎宮(さいぐう)が潔斎(けっさい)した地です。
表の由緒書にも記されているので、
お参りの前に由来を見ておきます。
嵐山フィールドワーク その弐

お参りの後は、
せっかくですから、本殿の脇の、
末社もお参りしましょう。
神社それぞれ、ゆかりのある神様が祀られています。
嵐山フィールドワーク その弐
嵐山フィールドワーク その弐
末社の前の苔庭も静謐な趣でした。
嵐山フィールドワーク その弐

野宮神社を出ると、
トロッコ電車の軌道を少し覗いて、
元来た道を戻ります。
嵐山フィールドワーク その弐
いよいよ、渡月橋、嵐山と、
いうところですが、また次回とさせていただきます。

下の写真は、学生がえらくお気に入りだった、
天龍寺横の通りにいらした、
お地蔵さんです。
嵐山フィールドワーク その弐

報告:長沼光彦






同じカテゴリー(授業紹介)の記事画像
特別講義「2年次生から考える自分の未来」が開催されました
教職実践演習の授業から  ―漢文を読み解くおもしろさ
深泥池・上賀茂フィールドワーク2  (令和2年12月)
深泥池・上賀茂フィールドワーク1  (令和2年12月)
お出汁の うね乃  ワークショップ体験(令和2年11月)
植物園を散策しました(令和2年11月)
同じカテゴリー(授業紹介)の記事
 特別講義「2年次生から考える自分の未来」が開催されました (2021-04-16 15:49)
 教職実践演習の授業から  ―漢文を読み解くおもしろさ (2021-02-23 22:22)
 深泥池・上賀茂フィールドワーク2  (令和2年12月) (2021-01-24 17:00)
 深泥池・上賀茂フィールドワーク1  (令和2年12月) (2021-01-23 18:10)
 お出汁の うね乃  ワークショップ体験(令和2年11月) (2021-01-16 23:28)
 植物園を散策しました(令和2年11月) (2021-01-03 19:47)

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 23:23 │Comments(0)授業紹介京都フィールドワーク京都

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。