2018年10月25日

古地図を見ながら煩悩について考える


2年次ゼミ、発展演習では、
古地図を見ながら、
京都の文化について考えています。



今回は、仏教の話になり、
人間には、いろいろな煩悩があるなあ、
と学生に話題をふりました。


皆さんは、仏教が、
どういう欲望を避けよ、
と教えているか、知ってますか、
と聞いてみました。


人を傷つけたり、盗んだりするのは、
いかんだろう、という話が出てきます。


今で言う犯罪だけでなく、
誰もが持つような欲も、
アカンと言われているのだ、と言って、
皆さんの欲求の中で、
これはアカンと注意されそうなものはないか、
と聞いてみました。


すると、寝ること、という返事。


どうやら、サボるという意味で、
悪いことと、考えたようです。


何にせよ、あまり、
悪そうな欲望を、
思いつかなかったようでした。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 21:52Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域