2018年08月22日
高橋英一先生 ホスピタリティ京都
京都のおもてなしについて考える、
ホスピタリティ京都、6月19日は、
南禅寺の近く、老舗料亭、瓢亭、
十四代当主、高橋英一先生に、
おいでいただきました。
「今日の食文化―私のこだわり」
という、テーマでお話していただきました。
京料理には、材料や調理の仕方、さらに、
その背景にある、もれなしの心など、
日本文化が凝縮されています。
季節に合わせた器を楽しむ、食器の文化、
箸の作法で食事を楽しむ、箸の文化、
調理に合わせた日本独特の包丁の文化、
があります。
また、野菜や、昆布、魚貝など、
料理の材料を揃え、各地か運んできた、
歴史があります。
このような文化的な背景があって、
京料理は、成り立っているわけです。
聴講した学生は、
料理の世界の広がりに、
あらためて気づいたと、
言っていました。
報告:長沼光彦