2018年02月17日

羽生結弦が金メダルです


羽生弓弦が、金メダルを獲得しました。
すばらしいですね。



その後の、ダイジェストを見ていると、
怪我を乗り越え、成功を勝ち取った、
という報道がされています。


こういう説明の仕方を、
物語(ストーリー)というのだと、
昨日お話しました。

怪我(発端)→克服(経過)→成功(結末)、
という3段階のプロセスに、
出来事がまとめられているわけです。



羽生選手が、怪我をしたこと、
怪我を治したこと、
練習をしたこと、
金メダルをとったこと、
それぞれ、事実であることに、
間違いはありません。


ただ、これらは報道陣が、
知っている範囲の事実で、
羽生結弦本人には、
もっといろいろな経験が、
あるはずです。


怪我の克服以外にも、
物語があるかもしれません。


つまり、経験は、
いろいろな形で、
物語る可能性があるのです。


自分では、気づかないことでも、
物語になる可能性があるでしょう。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 22:25Comments(0)日記日本語日本文化領域