2017年11月10日

学生と話をして、ユーチューバーに興味を持つ

学生と卒論の話をしていて、
ユーチューバーの話題が出ました。



テレビゲームの話題なのですが、
ゲームの実況をする、
ユーチューバーがいるのです。


その映像にも、いろいろな種類があり、
ゲームのやり方を説明するものが、
多いのですが、
なかには、ゲームを、楽しくプレイしてみせる、
というものもあります。


楽しそうにプレイしているのを見ると、
自分もしてみたくなりますね。


ユーチューバーも、視聴数が増え、
ゲーム会社も、販売本数が増え、
win win の関係になるようです。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 20:40Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年11月09日

ねこを見た 四

本日、夕刻、キャンパスを、
横切るネコを見ました。



ちょうど、学生が、
帰るところで、
「ねこ、ねこ」と、
声をかけましたが、
振り向きもしませんでした。



以前から見かける
ネコですが、
相変わらず、
人間となれ合う気は、
ないようです。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 21:48Comments(1)日記新館・校舎紹介

2017年11月08日

学生と話をして、声優について調べる


卒論で、声優について考えたい、
という学生がいたので、
少し調べてみました。



声優というと、
映画の吹き替えをしたり、
アニメのキャラクターを演じたり、
という仕事が思い浮かびます。


ところが、最近は、
アイドルのような活動をしている、
声優さんがいます。


代表的なものが、
「ラブライブ」というアニメの、
声優さんです。

「ラブライブ」自体が、
アイドルをあつかった、
アニメーションです。

中では、歌も出てきますから、
声優さんは、歌もうたいます。


そこから発展して、
声優さんが、コンサートを開く、
ということになります。

アニメの歌が好きで、
生で聞きたい、
というファンもいるわけです。




知らないと驚くかもしれませんが、
声優さんたちは、
アニメのキャラクターと同じ、
衣装を身につけます。

また、アニメのアイドルたちと同じ、
ダンスを再現します。

何も知らないで、見れば、
AKBのコンサートと、
同じようなものだと思ってしまいます。

声優さんというより、
アイドルそのものになっているのですね。

(ラブライブ、コンサートで、
検索すると、youtubeで動画を見ることができます。)


女の人が主人公ですから、
男性ファンが多いのはもちろんですが、
女性のファンも多いということも、
特徴です。

とくに、好きな人たちは、
自分自身が、アニメのコスチュームに、
身を包み、歌って踊ります。

いわゆるコスプレですね。


つまり、
声優さんは、今やアイドルであり、
ファン自身は、そのコスプレをする、
というように、
楽しみ方も、多様化しているということです。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 15:15Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年11月07日

「三四郎」の授業に、高校生がいらっしゃいました


本日の、日本近代文学講読
夏目漱石「三四郎」を読む、の授業に、
高校生の皆さんがいらっしゃいました。



大学の授業を体験してみよう、
ということで、
参加していただきました。


途中の回から聞いても、
よくわからないかと思い、
今までのストーリーを、
振り返りながら、
「三四郎」が、どんな小説か、
お話しました。


はじめから聞いている、
大学生の受講生の皆さんには、
「三四郎」のストーリーを、
ちょっと俯瞰した、
いつもと違う視点で、
紹介しました。


ひとつは、夏目漱石が、
人間と社会の関係を、
物語に反映させる作家だ、
という話をしました。

「三四郎」は、恋愛、青春を、
扱っていますが、
その恋愛や、青春の背景には、
明治40年頃の、日本社会の、
良い面も、悪い面も、
反映されています。

大学生の三四郎の立場からすると、
これから世の中に出て、
出世していく可能性、希望を抱きながら、
上京してきます。




ところが、明治以降の近代的な東京は、
三四郎にとって、
必ずしも、快適な場所ではありません。

人間関係が故郷とは異なり、
それぞれが自分の自由で、
生きているおかげで、
孤独を感じる場合もあります。

人を思いやろうという建前よりも、
自分の快適を目指す本音を、
素直に追い求めているのです。



三四郎が心惹かれる、
美禰子という女性は、
一見、華やかで、芯の強そうな人ですが、
実は、孤独を抱えています。

「迷える子(ストレイシープ)」
と、自分のことを、
考えているようです。


しかし、男性中心の社会では、
この美禰子の孤独は、
誰にも知られないようです。

女の人の内面に、
近づこうとする男は、
いないのです。

迷える子に、
手をさしのべてくれる人は、
いないのですね。



ただ、三四郎は、
美禰子の孤独に、
気づきます。

華やかな恋愛ではなく、
孤独を共有する恋愛。

そういう恋愛が、成立するのかどうか、
「三四郎」は、近代を生きる人の孤独を、
描きながら、
問いかけてきます。


報告:長沼光彦



  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 21:48Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年11月06日

調べ物はコミュニケーション


基礎演習では、パネルづくりをしています



グループで取り組んでいるので、
もちろん、その中での、
コミュニケーションがあります。


ちょっと話を広げると、
資料を書いた人との、
対話ということもあります。

論文ならば、
どういう意図で書いたのだろう、
とか。

昔の文献なら、
当時のことを思いやる、
とか。

自分の想像力で、
文献や資料と対話する、
わけです。


また、実地調査に赴くと、
現地の人や、
資料館の人と、
対話することもあります。



というわけで、調べるというと、
図書館にこもっている
イメージがあるかもしれませんが、
いろいろな人との出会いが、
あるわけです。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 18:12Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年11月05日

戻りたくなる大学


先日のND祭には、
多くの卒業生が、
遊びにきてくれました。



卒業生同士で、
久し振りに逢おうと、
いう話になる場合もあるようです。


先生に会いたい、と、
訪れてくれる人も、
います。


大学が懐かしい、
という人もいます。


もう一度、大学に入って、
勉強したいな、
という人もいます。


仕事が忙しくて、
昔が懐かしくなる、
ということもあるのでしょう。

また、勉強することの、
面白さを、再確認した、
ということもあるようです。



いずれにせよ、
また戻ってみたい、
と思ってくれるのは、
何よりです。

近況を聞くと、
社会人になると、
また、大学の良さを、
再認識することも、
あるようです。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 19:56Comments(0)日記卒業生

2017年11月04日

気分が乗る授業

1年次必修の、基礎演習や、
日本語コミュニケーションでは、
受講生が主体的に取り組む、
アクティブラーニングを行っています。



「主体的に」とは言いますが、
はじめから、自分の意志で取り組みのは、
なかなか難しいことかもしれません。


学ぶことは、今まで知らなかったこと、
経験しなかったことであったりするので、
自分の興味と結びつけるのが、
難しい場合もあります。


よくわからない、と思うと、
やる気がなくなりますよね。



そんなわけで、
積極的に取り組んでもらうには、
受講生の皆さんに、
やる気になってもらう必要があります。


気分が乗るから、
やろうかな、
という気持ちになるわけです。


教員の説明がわかりやすい、
ということは、
もちろん必要です。

その他に、
教員が、受講生の皆さんの、
気持ちを乗せる、
ということが必要となります。



昨日の、オープンクラスの感想で、
教員と学生との関係が、
近しい感じの印象が良かったという、
ご意見をいただきました。


そういう関係も、
やる気が出る、条件の、
ひとつです。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 23:04Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年11月03日

オープンクラスを開催しました


本日、11月3日金曜日は、
受験生、高校生の皆さんに向け、
オープンクラスを開催しました。



オープンクラスは、
普段の大学の授業をそのまま、
見学していただく形です。


(11月3日は、休日ですが、
本学は、金曜日の授業を、
15回行うため、休みではないのです。)


人間文化学科では、
1年次向けの授業、
日本語コミュニケーションⅡ、
専門科目、
典礼音楽特講、
現代出版事情、
を見ていただきました。

いかがでしたでしょうか。


オープンキャンパスの、
受験生向けの授業よりも、
専門的な内容だったかと思います。

少し難しいところもあったかもしれませんが、
普段の授業の雰囲気は、
味わっていただけたのではないでしょうか。

日本語コミュニケーションⅡでは、
授業の活動に参加していただいた方も、
いらっしゃいました。



この機会に、
本学に興味を持っていただけましたら、
本学広報課にご連絡ください。


(オープンキャンパスと同じく、
オリジナルグッズを、
お帰りの際には、
お持ちいただきました。)


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:44Comments(0)日記

2017年11月02日

高校生の皆さんが訪問してくれました


昨日、今日と、
高校生の皆さんが、
本学の見学に来てくれました。



年に何度か、
高校から訪問して、
いただいています。


昨日は、
アクティブラーニングスペースで、
ゼミの最中に、
高校生の皆さんが、
通りかかりました。

「こんにちは」
と挨拶のつもりで、
手を振りましたら、
手を振って、
返事をしていただきました。

フレンドリーなお返事、
ありがとうございます。


本学の学生と、
職員がご案内したのですが、
また、オープンキャンパスに、
来てみたいという、
感想もいただいたようです。


よろしければ、
またおいでください。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 23:04Comments(0)日記

2017年11月01日

大学はいつでも始められる場所です


大学は、高校までとは違って、
自分で取りたい科目を選んでいきます。


自分の学びを、
設計する(プランを立てる)わけです。


それまでとは違う学び方なので、
ちょっと発想を変える必要があります。

ここで紹介している、
1年次の、基礎演習や、
日本語コミュニケーションは、
大学の学び方を身につける、
授業です。


高校までは、
準備された授業を、
こなしていくわけですから、
自分の興味のあるものだけを、
突き詰めるわけには、
いきません。


大学では、いろいろと試しながら、
自分の興味を広げていくことが、
学びの目的となります。



とはいえ、自分の興味が、
なかなか見つからない、
という人もいるかもしれません。


ただ、大学は、
いつスタートしても良いのです。

入学したばかりのときは、
何をしたらいいか、
わからなくても、
1年の後半には、気づくかもしれません。

また、2年になってから、
気づくかもしれません。

そこで、自分の好きなところに向けて、
ぐっとアクセルを踏んだり、
ギアを一段あげてみたら、
良いのではないかと思います。



人間文化学科では、
1年の基礎演習、
2年の発展演習と、
自分の興味を発見できるように、
少人数ゼミで学ぶ仕組みを、
用意しています。

いろいろ試しながら、
自分の興味を発見してください。


(ちなみに、最近は、
中学や高校でも、
生徒のニーズに合わせて、
特徴的な教育を行う学校が出てきています。)

(自由な自己発見は、大学だけの特徴では、
なくなるのでしょう。)

(アクティブラーニングは、
そういう新しい教育の流れを、
代表する試みです。)

報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 22:25Comments(1)授業紹介アクティブラーニング