2017年04月12日

コミュニケーションスキルを発揮する

人間文化学科では、
ことばを中心とした、
コミュニケーションスキルを、
身につけるようお勧めしています。



そんなわけで、新入生は、
日本語コミュニケーションという授業で、
実践的にスキルを磨きます。


今週の第一回は、
アイスブレイクという考え方を、
知ってもらいました。


アイスブレイクは、
初めて顔を合わせる人同士に、
打ち解けてもらうための、
意識的な手法です。

教育の場や、会社などで、
グループワークを行うときに、
用いられるものです。


いろいろなやり方があるのですが、
今回は、ボールを使った方法を、
紹介しました。



5~6人程度のグループになり、
まずお互いに、呼んでほしい呼称を、
紹介し合います。


本名でなければ、
いけないわけではありません。

むしろ、印象的な愛称の方が、
覚えてもらえる場合もあります。


覚えたら、名前を呼びながら、
ボールを渡します。

渡された人は、また別の人の、
名前を呼んで、ボールを渡します。

ちょっとしたゲーム感覚で、
名前を覚えていくわけです。




この場合、楽しいという気持ちが、
大切です。

楽しい、前向きな気持ちになれるから、
名前も覚えられます。

いやいやしていては、
あまり効果はありません。


その点、1年生の皆さんは、
前向きに、楽しく、笑いながら、
実践していました。

そういう様子を見ていると、
1年生の皆さんは、もともと、
楽しく人と関わる、
コミュニケーションスキルを、
持っていることがわかります。

自分の良いところを発見していくことも、
コミュニケーションでは、
大切です。




報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00Comments(0)授業紹介アクティブラーニング