2017年03月19日

門前菓子を楽しむ


寺社に近くには、
名物の門前菓子があることが、
多いですね。


(写真は、今宮神社、かざりやさんの、
あぶり餅です。)


神仏を参るのに、
お菓子に気を取られていいのか、
と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、
門前菓子の歴史は古いものです。



多くは、江戸時代頃にはじまるものですが、
原型は、室町時代くらいまで、
さかのぼるものもあります。

江戸時代の古地図の中には、
京都の名物が書かれているものもあります。

(写真は今宮神社です。)



いずれにせよ、人の集まる場所には、
楽しみがつきものということですね。


神仏と縁を結ぶことが大切だとすれば、
お菓子が縁で、足を運ぶのも、
良いきっかけと言えるかもしれません。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 23:23Comments(0)京都フィールドワーク京都