2017年03月11日

3月11日は、卒業式でした 卒業生の入退場


3月11 日は、卒業式でした。

卒業生は、朝早くから、
ガウンとキャップに着替えて、
準備をしていました。

来客の皆様も、朝早くから、
来ていただきました。



お待たせしましたが、
10時に式は始まります。

卒業生の入場が、
最初のイベントです。

式の主人公が、
はじめは会場にいない、
というところが、
大学の卒業式では、
めずらしいかもしれません。



主人公はあとから、
現れた方が盛り上がります。



ただ、内幕を言いますと、
歩調を合わせて、
格好良く登場するためには、
練習が必要です。

段取りやタイミングを理解していないと、
なかなかできません。

そんなわけで、
2日間も、練習いたしました



式の最後も、
卒業生は堂々と、
退場していきます。

教員や来客の皆様は、
拍手と共に送ります。

主人公が立ち去るところまでが、
式の構成となっています。



練習をして、
たいへんだなと思われるかもしれませんが、
卒業生は満足を感じているようです。

会場に登場し、
拍手と共に送られることで、
自分が式の主人公であることを、
実感できるからでしょう。

また、練習をした成果が、
式で実現するので、
やりとげた気持ちにも、
なれるのでしょう。



型にはまらない式も、
それなりの良さがあると思います。

しかし、本学では、
形があるからこそ、
満足を得られる式になっていると、
思います。


報告:長沼光彦


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 23:23Comments(0)日記